そして河口へ
ひんやりした雨もあがった日曜日、今日こそ河口に到達すべくまたもサドルにまたがる。なぜこんなにも河口にこだわってしまうのか自分でもよくわからないのだけど、この川の終わりをどうしても見てみたいのだ。
今日の菊池川は前日の雨のお陰で少し淀んでいる。おまけに気温も低くて、なかなか身体もあたたまらない。少し早めに補給食のおにぎりを頬張り、日なたを目指してペダルを回す。
寒さをこらえつつ走っていると少しずつ陽も明るくなり、前回の折り返し地点、玉名橋に到着。ここから先は初めての道。知らない道は心躍る。
ほどなくして玉名市中心部に入る。高瀬大橋のたもとには、菊池川と平行して「高瀬裏川」という小さな川が流れる。高瀬裏川には古い石橋が立ち並び、菖蒲の葉の緑が美しく、市民の憩いの場所となっている。石橋フェチとしては、とりあえずチェック。
菖蒲の花の見ごろは6月初旬なのだとか。来月、また来てみるかな。
市街地はあっと言う間に終わり、またのどかな川沿いをゆっくりと走っていると、携帯にメールが。みなみさんから昨日の自転車イベントで80kmを踏破したという報告が入ったのだ。すぐにメールの返事を出せないので、取り急ぎ電話してみる。明るい声で完走の報告を受け、ほっと一安心。イベントに参加した女子のサイクルスカートの着用率がものすごく高いという報告に軽く衝撃を受けつつ、川沿いをさらに進む。
河口を目指して川沿いを走っていても、河岸の道が途絶えていたり、砂利道になっていたりしてなかなかスムーズに河口にたどり着けない。ロードレーサーで砂利道を走るのはちと厳しいのだ。今回も何度か、来た道を引き返す羽目に。だけど、そんな回り道の間に、美しい景色に目を奪われたり、思いがけないものに出会ったりするから、回り道もなかなかに楽しいのだ。写真は道ぞいに突然現れた馬。柵もない道端で草を食んでいた。田舎道にはびっくりするような出来事が転がっている。
この地域がずっと昔から川とともに成り立ってきた様子が数多い史跡から伺える。
ようやく暑さを取り戻した陽射しに肌を焦がしながら、さらにペダルを漕ぐ。
そして、ようやく河口。当たり前のことだけど、そこは海だった。向こう側にうっすらと対岸が見える。予想以上に菊池川は大きな川だったんだな。
そして、振り返ると波打ち際だった。ようやくたどり着いたその河口の岸壁に両手で「でん」して、折り返し終了。2個目のおにぎりを頬張る。
河口を目指す旅はようやく目標達成。迷いながら、右往左往しながらもどうにかたどり着けました。今回の走行距離は76.4km。スタート時に随分寒かったからか、身体の疲れはほとんど感じられず、帰宅後最も疲れていたのは眼でした。
そういえば、帰り道にふと目に留まった風景は刈り取りを控えた小麦畑。「麦秋」が今の時期の季語であることを改めて感じ入るような、目に沁みる黄金色でした。
故障中のトレーニングとして復帰した自転車ですが、日に日に楽しくなってきました。オットも何だか楽しそう。故障していた脚はあと一歩というところまで来ました。ランニングに復帰した後も、日曜はオットとサイクリングに出かけることにしよう。週末のロングランをどうにか平日に敢行できるよう、工夫しなくちゃいけないな。































オットが久しぶりに遠出の日帰り出張となり、仕事を休みにして、私もついていくことにしました。彼が客先に入っている時間、知らない町を走るのです。仕事で移動する車に便乗するのはちと気が引けるけど、一人で長距離を運転するよりも隣に誰か居た方が安全よね、と勝手に納得して車に乗り込みました。目指すは大分県速水群日出町。地図とにらめっこして、この日出町から杵築市を目指すコースを選び、走った後に温泉で汗を流すという計画を立てました。杵築は私の初めてのリアル・ラン友





最近のコメント