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27.02.2006

見つからない

今朝納品予定の仕事にもう一度目を通さなきゃ、と明け方目が覚める。そういうわけで今朝のランは自粛。今日は納品後ゆっくりと長めに走るつもりだったのですが、さて走るぞと着替えを始めた途端に急ぎの仕事が入り頓挫。がくっ。やっぱり、朝走る時間を捻出しないと、予定がどんどん入ってしまって走れなくなるなあと反省しました。

オットは泊まりの出張で、急ぎ大量の仕事が入ってきたとなると、ゆったり半身浴もお預け、10時まで残業。そのお陰で仕事は随分片付きましたが、居酒屋京丸堂は閉店、一人の夕飯はかなりお粗末です。

「山椒魚(井伏鱒二)」読了。学生時代~独身の頃の古い蔵書を実家から持ち帰ってきて、最近、ごそごそと中身を漁っていてふと手に取った本です。井伏鱒二、良い作家です。蔵書の箱の中にはその頃、胸を熱くしつつ読んだ本がぎっしり詰まっていて、背表紙を眺めるだけで少し面映い。最近本屋では見かけなくなった文庫も多い。

私のうちの近所にも紀伊国屋書店ができて、売り場面積はとても広く、様々な本が並んでいるけれど、何故か欲しい本は見つからない。考えてみると子供の頃は町の小さな本屋さんに欲しい本がたくさん並んでいた。学校帰りに寄る小さな文庫コーナーは私の好奇心を駆り立て、そして満たしてくれた。だけど先日読んだ三島由紀夫の四部作を入手しようと大型書店に足を運んだところ、広い店内には映画化された1巻は平積みされていたものの、2巻以降は在庫もなく取り寄せという。結局、アマゾンで注文する羽目に。何だか読者をバカにしているみたいな気がしました。ツマブキ君のファンが原作を手に取ったんだから、2巻以降はどうせ買わないだろうということでしょうか。ツマブキファンよ、怒れ、怒るのだ! 確かに、本屋さんも商売だから「売れる本」を置かなきゃいけないという事情はわかるし、読み手の好みが多様化したからという説明もあるでしょう。ですが、本屋が本好きの気持ちをわからいでどうする。本屋が読書離れを作り出しているのかもしれないという気すらします。本屋で本を選ぶ、それ自体が楽しみであるのになあ。

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Comments

最近の趣味というか、楽しみは、自転車で、古本屋(ブックオフ)に行って、安い本(105円税込み)で面白そうな本を、大体4冊~5冊買ってきます。
それも、色々なカテゴリーの本を買うようにしています。
この、楽しみも自転車に乗るようになって始まったことですし、ネットでの卓球仲間以外にも、仲間が広がって大変嬉しく思っています。

Posted by: バネット | 28.02.2006 at 10:28

「売れ筋」の本は平積みでどーんとおいてあるのに、そうでないのはどこに行ってもないというのが、昨今の状況ですね。
逆に、近所の小さな書店にはなかなか本が入らず、雑誌と漫画ばかりという状況もあります。学校帰りに本屋さんに寄って、偶然見つけたおもしろそうな本を選んで帰るということはなかなか出来なくなってますね。
それに、本に限った事じゃないです。普通の商品でも、スーパーなんかでは売れ筋のものはいくらでも手に入るけど、ちょっとはずれたモノ、季節のはずれたモノなんかは全く手に入りません。

Posted by: まりも | 28.02.2006 at 15:01

バネットさん、

TBありがとうございます。バネットさんは自転車に乗ること以外にもたくさん楽しみを見つけておられますね(^^)。私の自転車にはカゴがないので、荷物が運べないのが難点といえば難点かな。

まりも姉さん、

インターネットで売れ筋以外のものが容易に手に入るようになったことも、店頭に売れ筋しか並ばないようになった原因なのでしょう。食材も確かにそうですね。これもある意味二極化ということなのね。子供たちにとって本屋で知る楽しみがなくなるのは残念なことだと思います。

Posted by: 京丸 | 28.02.2006 at 18:11

在宅の仕事って、ランもそうだけど、家事とのバランスも難しいよね。
私もきょうは一日在宅の仕事。
これからずっと忙しいんだ。
いつもはテープ起こしだけなんだけど、今月はそれに加えてワードDTPの仕事も入ります。
年度変わりというのは、この手の仕事増えるんだよね。
なのに3月中旬には初フル。
家事もどんどんたまるし、ほんまにどうやって時間つくろうの世界に突入。
お互いがんばろうね。

Posted by: とだひ | 01.03.2006 at 08:34

とだひさん、おはようございます。

今11時締切の仕事を納品しました。ふう。
3月は1年のうちで一番忙しい時期なんですよね。おまけに確定申告もあるし…(どよ~ん)。在宅は気楽でいいわね、と言われることが多いですが、オン/オフの区切りをかっちりつけて、仕事をコントロールするのは難しいですよね。
今頃きっとがんばってらっしゃいますね。私も次の仕事に取り掛かります。

>お互いがんばろうね。
おー!

Posted by: 京丸 | 01.03.2006 at 10:59

我が町に本屋がありません。引っ越してきたばかりの時は、いらいらしました。
本屋をぶら~っと覗くのが好きだったから。
でも最近の本屋は出版社とか映画配給会社の思惑通りの品揃えだからつまんないですよね。
札幌の実家の近く(小学校の時はよく立ち寄っていた場所)の本屋がこんな企画をやってオオウケしています。
http://www.kusumishobou.jp/home.html
すっかり有名になってしまったようです。
おやじは、高校の先輩です。頑張ってほしいなあ。

Posted by: こうめ | 01.03.2006 at 17:34

こうめさん、おはようございます。

わあわあ、この「くすみ書房」、気に入りました!きっと、オヤジさんは本が大好きな方なんですね。売れない文庫フェア、行きたいなあ(売れないからといって名著を絶版にするのはいかーんですよね)。「中学生はこれを読め」も素晴らしい!
本屋に限った話じゃないけれど、大型店が増えて町の小さなお店がどんどん窮地に立たされてます。利潤の追求という点では大型店に負けてしまっても、ガッツと情熱のあるお店はもっと違う力を持てるのですね。いや~私も遠く九州からオヤジさんを応援してます。
北海道に行くことがあったら行ってみたいな。

Posted by: 京丸 | 02.03.2006 at 09:09

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