« 三寒四温 | Main | 桂吉朝 »

15.02.2006

引き返す

朝ラン。走り出して間もなく雨が降り出す。むう~。今、風邪を引くわけにはいかないので、渋々引き返す。着替えてシャワーを浴びようとしているうちに雨が上がる。むむむう~。だけど、濡れた路面を走るのは、小指を負傷した身には危険だと思うことにしよう。夕方になって雨はどんどん激しくなってきた。明日は終日雨らしい。

本日は夕飯後も仕事になりそうな気配。納期を少しずつ前倒しして納品し、土日を休もうと画策していたのだけれど、前倒しするとその穴を埋めるように、そして別のお客さんからも次々と仕事が入ってくる。誰か私のスケジュールばらしていませんか(涙)? もしくは盗聴されているのか。そんなわけで今週末も休めません(涙)。きっと、今は休まず働け、という翻訳の神様の思し召しに違いない。ふう。前倒しせずに納期通りに納品して合間に休暇を作るという方法もあるのだけど、クライアントは仕事を発注したらきっと早く納品して欲しいと思うはず、とやっぱり無駄に寝かせてはおれません。私だって通販に注文したその日から商品の到着を待っているわけで(ちょっと違うか)。

こういう不規則な仕事をしているので、決まった曜日の決まった時間に決まった予定を入れるのは困難です。お稽古ごとなどにもきちんと通えません。そういうわけでテレビドラマはほとんど観(られ)ません。そうでなくても、書籍媒体を映像化したものは、見方感じ方、平たく言えば主人公の顔に至るまで作り手の主観が入るわけで、自分の作り上げたイメージと異なるのが当たり前。そして、多くの場合(私は)双方同様には楽しめないのです。

ドラマ「白夜行」が大変話題になっているようだけれど、そんなこんなで観ていません。原作「白夜行」(東野圭吾)は以前から読みたいなと思っていたものの延び延びになりすっかり忘れていて、ドラマ化に合わせて文庫本が店頭に平積みで並ぶようになってようやく思い出して入手しました。昨夜読了。文庫にして850ページ超、驚きの厚さ3 cmです(実測)。しかし、わかりやすく平易な文章と、かっちりとした構成であっと言う間に読了。長さを感じさせない。だけど、上手い作家だけにテーマの薄さというか、軽さがちょっと気になる。まさにテレビドラマのように流れていくという印象です。エンタテイメントとしての書籍という意味では大成功、しかし楽しい時間を過ごしました、はいお終い、という感じ。確かに楽しんだけれど、数年後にこの本の内容を覚えていて、何度も読み返したいと思うかというと疑問。

豚肩ロースの塊肉で塩豚を作成中。3日経つ頃には塩がまわり、濃厚な味となる。楽しみ楽しみ。

|

« 三寒四温 | Main | 桂吉朝 »

Comments

翻訳なんて素敵じゃないですか。
昔、金妻シリーズ第二弾で高橋恵子が在宅翻訳やっていて、あのころはドヒャーッと翻訳をやりたがる人が増えたなぁなんて思い出しちゃいました。
それにしても雨、残念でしたね。
きょうは休めってことみたいね、(^^)/

Posted by: とだひ | 15.02.2006 at 22:54

とだひさん、
そっか、金妻のお陰で何だか間違ったイメージが定着したのかもしれないですね。実際は優雅というには程遠く(しつこいようですが)地味で体力勝負の仕事です。金妻のような出逢いはおろか、友達と会う時間もないのが現実です。出逢いは要らないけど、休みは欲しいぞ。
こちらは今日も雨。明日から晴れるといいね~。

Posted by: 京丸 | 16.02.2006 at 15:40

京丸さん,こんにちは。
専業ではないですが,私も時折翻訳屋さんになります。私の翻訳作業のイメージは「すもぐり」。空気を目一杯吸ってざぶんと海に飛び込み海底探検,1時間くらい潜ったら水面に上がり深呼吸,しばらく休んでまた潜る,これを繰り返す感じです。綺麗な海なら窒息しそうになってももう少しもう少しと頑張れますが,そうでないときは・・・,ひたすら苦しいですねえ。

Posted by: びい | 17.02.2006 at 12:43

びいさん、こんにちは。いらっしゃいませ。
実は、びいさんのブログに伺った時に読点「,」を使ってらっしゃるのを拝見して、技術文書もお書きなのかなと想像していました。
「すもぐり」ですか。言い得て妙であります。よく考えてみるとわたしも仕事が修羅場化すると「しばらく『沈没』する」という表現を使うので、結構似たイメージを持っていたのかもしれません。ただ、私はこれしか仕事をしていないので、どちらかと言えば潜水艦で深く静かに潜行するというイメージかな。
潜水艦は、一度沈むとなかなか水面に上がれません。ぶくぶくぶく。

ん?…「沈没」してしまったら二度と上がってこられませんね。そりゃいかん(笑)。

Posted by: 京丸 | 17.02.2006 at 15:48

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/154510/8674705

Listed below are links to weblogs that reference 引き返す:

« 三寒四温 | Main | 桂吉朝 »