« 身体、戻る。 | Main | ドンマイ、ドンマイ »

09.06.2006

素人

煮詰まった仕事は結局、怒涛の完徹を経て納品した。1時間はベッドに倒れこんだので完徹はちょっと大げさですね。分野が違えど、蓋を開けてみたら量が多かろうと、原稿の文字が読みにくかろうと、言い訳にはならない。ひとたび仕事を請けたら、経過は問題じゃないのだ。締切までに品質を備えた訳文を納品すること。私に求められているものはそれだけ。

と、考えながら次の仕事をはじめた途端、別の取引先から電話。何でも、他所の取引先で請けた大量の仕事を納期直前になって投げ出した訳者がいるのだそうだ。で、私の取引先にも「助けてくれないか」と依頼が入ったらしい。時々こういう訳者の仕事が入ってくる。今年に入ってからはもう2回目だ。納期の朝になって「パソコンが壊れた」という人の仕事が回ってきた。パソコンで仕事をしていてバックアップも取っていないだなんてあり得ない。素人を使ってはいけません。

さて、ランニングは7日に7km。昨日は体調+天候を見てお休み。足首は「もう大丈夫」と自信が持てる域にはまだ達していませんが、様子を見ながら少しずつ距離を伸ばしています。今更という感じもしますが、とうとう当地も入梅したという話です。雨が続くと走れる日が減るなあ…。

◎おしらせ

ここのところ、怪しいサイトからのトラックバックが増えています。仕事の手を止めて削除するのが大変なので、しばらくトラックバックを受け付けないことにしました。

|

« 身体、戻る。 | Main | ドンマイ、ドンマイ »

Comments

仕事、家庭、趣味のバランスを取るのって難しいですよね。だらかこそ、面白くもある。困難に立ち向かって、達成する目標だから意味があるし、超えたくもなる。
出来る限りのところで、ボチボチ行きましょう!

Posted by: ポンするめ | 09.06.2006 at 12:03

パソコンが壊れたなんていうのは言い訳で、本当は間に合わなかっただけなんでは?

なーんて思っちゃいますよね。
そういう人のところには、2度と仕事は回っていかないのでしょうね。

今日はばしゃばしゃと雨が降っています。
明日は早くも梅雨の晴れ間だとか。
走る時間が取れるといいですねー。

Posted by: プラム | 09.06.2006 at 14:09

わかるなあ,わかるわかる,わかります。商売は異なりますが,似たような状況の,かつ板ばさみ的立場で働いている私です。
某プロダクション社長が,200人トライアルして手堅く頼める翻訳者は4人だったと言ってましたよ。京丸さんは少なくとも4/200には入る翻訳者ですね。以前,調べ物に時間がかかると書いてらっしゃいましたしね。
私の感覚ではSOHOという言葉ができたあたりから,翻訳に限らず,怪しい人が増えたと思います(たきつけた周辺機器メーカーも悪い)。もっとも,最近SOHOはめっきり減りましたね。
あ,このこと今度ブログに書こ。

Posted by: びい | 09.06.2006 at 17:42

す、すみません。私は、たいてい締め切りよりは少しずつ遅れてしまいます(^^;)。

でも、パソコンが壊れたからできないというのは、本当にしろ、言い訳にしろ、問題外ですね。でも、そういう話は、けっこうよく聞きます。そういう人は、かなり多いようですね。あ、だから、1、2日、いつも遅れる私にも仕事が来るのか(^^;)。

Posted by: meka | 09.06.2006 at 20:56

お疲れ様でした。そんな中でも走ってるのね。
私も量も質も全然違うけど、やっぱり家で仕事を請けるので、よくわかります。できないと思った時は最初から請けないし、請けた以上は責任持ってしないとね。
でも、一番しないといけないはずの家事は、ずっとできてない(汗)。我が家のクライアント達は寛大だあ!

Posted by: まりも | 10.06.2006 at 09:40

ポンするめさん

暇でだらっとするより、忙しくて目が回りつつも時間を分配して色んなことを充実させる方が気分がいいですよね。以前は何でもかんでもばっちりやりたいと思っては挫折してましたが、優先順位をきっちりつけると、できなかったことに対する自責の念が減るということを最近覚えました(手抜きってこと!?)。

プラムさん

本当のところがどうなのかはわかりません。事実として「請けた仕事を納期までに納品しなかった」という結果が残っただけです。パソコンが壊れたのか、まったく着手していなかったのか、その理由が何であれ結果は変わらないのです。

明日のお天気はどうでしょう。晴れるといいですね。

びいさん

この仕事、やりたい人が多いんだと思います。そして結構簡単だと思われているフシがあります。トライアルに合格する人が2%として、その後きちんと仕事が続いていく人はさらに少ないと思います。某大手翻訳会社の登録翻訳者の稼働率は20%といいますから、残る80%はトライアルに合格しても使えなかったというわけです。短いトライアルではどうにか訳せても、いざ仕事で大量の仕事を請けると、質がずたずたになるような人が結構います。

SOHO、確かにあのイメージ戦略のお陰で、お洒落でハイテクな在宅労働って素敵♪、とこの業界を目指す人が激増しました。ですが、表裏一体、大変なところもたくさんあるのですけれどね。…だんだん口調が厳しくなってきたあ(笑)。

mekaさん、

mekaさんのお仕事と私の仕事は、同じ文筆業に分類されていても全然タイプが違うのであります。mekaさんの業界では慣例としてそれもオーケーなのでしょう。私の仕事の場合は企業(や行政など)相手で仕事をしているので、納期を落とすと大変なことになるのです。特許関連の翻訳だと、納期落としたら損害賠償、というところもあるそうな。特に、直に企業から請けているわけではなく、間に翻訳会社が入る場合は、さらに迷惑をかける相手が増えるわけです…。

まりも姉さん、

そう、結局どこにシワ寄せが来るかというと家族なんですよね。いや~ほんと申し訳ないといつもぺこぺこしています。少なくとも土日に一緒に過ごせる時間および家事にいそしむ時間が欲しいところなのですが。でも、ポンするめさんへのコメントにも書いたのですが、あれもこれもと考えても上手く両立はできないので、優先順位をかっちりつけて、ある程度あきらめるようにしました。家族は諦めてもらっちゃ困ると思っているかもしれませんが(笑)。

Posted by: 京丸 | 10.06.2006 at 14:11

京丸さん、こんにちは。

実は出版の仕事では、原稿を出しても仕事は終わりじゃないんですね。編集作業の過程で、いくらでも直しや追加の作業が入ってきます。雑誌など発行日をずらすことは不可能で校了日は絶対ですから、プロはそれに対応していかなくてはなりません。途中のスケジュールにすぎない原稿締め切りが多少ずれでも、大事ではないわけです。素人さんは、そこがわからずに、締め切りに原稿を出したら安心してどこかに行っちゃって、連絡がつかなくなり、編集者をあわせたせたりします。

仕事のやり方が少し違うだけで、仕事の流れをきちんと把握していて、最後まで投げ出さずに責任をとるというのは、どの業界でも同じプロの条件ですね。

Posted by: meka | 11.06.2006 at 11:26

mekaさん、

そうですよね。それぞれの業種に、ここは落としてはいけないという線があるわけで、そこを落としてしまうのはプロじゃないということですよね。プロ・アマ以前の問題という気もします。mekaさんのお仕事も憧れる人が多く、こういう弊害も多いのだろうなと推察します。とりあえず、とばっちりがやってこないことを望む私です。

Posted by: 京丸 | 12.06.2006 at 09:51

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 身体、戻る。 | Main | ドンマイ、ドンマイ »