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31.05.2007

殯の森

Mogari 第60回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した河瀬直美監督の映画「殯(もがり)の森」が受賞翌日にNHKハイビジョンで放映されました。早いな~。

子を亡くし離婚してグループホームに就職した真千子、そして妻を亡くし認知症を患いそのグループホームに暮らすしげき。この二人が森に迷う話です。

まず目を引くのは美しい緑。葬送の列がつらなる田んぼ、陽光きらめく茶畑、木漏れ日美しい森。

二人が迷い込んだひんやりとした森の中、老いと、それから亡くした人への思いが深く交錯する。そして、自らが向かっていくその先にあるものと、今自分が立っている場所とが森の中でつながっていく。

老いも、死も(他者の死も、そして自分自身の死も)喪失であるのだけれど、人はそれをどう受け止めどう生きていくのか。緑美しい映像の中で少しだけ答えが見い出せるかもしれない。

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