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13.06.2007

アンジェラの灰

ここのところ活字モードに拍車がかかっていて、文字通り、寸暇を惜しんで本を読んでいる。大量に受けている仕事をどうこなして読書時間を捻出するかが今の私の最大のテーマだ。何しろ読みたい本が目白押しで、我が家の積読本在庫はえらいことになっている。それなのに今日もネットでどっさり購入。大丈夫か我が家の床。以前は図書館も利用していたのだけれど、利用者のマナーの悪さに辟易して今のところ利用していない。諸問題を解決するには図書館利用が最良の糸口であることはわかっているのだけど。

読了本もまだ多くありますが、とりあえず良かった本をピックアップします。

◎「アンジェラの灰(フランク・マコート著/土屋政雄訳)

Photo_24 アイルランド人のマコート家の話。実話です。何しろ貧しい。これでもか、これでもかと貧乏話炸裂。悲惨、だけど悲愴感はない。何しろ主人公フランキーがたくましく、カワイイのだ。誰しも通ってきた幼少時代、それは家族に囲まれ、愚かで楽しく、謎や怖れに満ち、そして愛に溢れたひとときだ。貧富に関係なく。

これも土屋訳で独白もの。話にもすんなり入り込める。文芸翻訳をしている同級生の読書友達とこの本の話をしていたところ、彼女はこの本をきっかけにその道に進もうと決意したと知った。良い本は人の道すら作るのだな。

アイルランドの貧困層の暮らしぶり、イングランドに対する恨み(!)、そしてカトリック教徒から見たプロテスタントなど、アイルランド文化も垣間見え興味深い。

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Comments

京丸さんの本情報は とってもありがたいです♪
読んでみよ~貧乏に思わず反応だもん(笑)
それにしても 読んだ本の感想を活字にするって
私にとっちゃ 結構大変なんですよ~(苦笑)

Posted by: りこ | 13.06.2007 at 20:53

◎りこ♪さん

やあやあお久しぶりです。ネット復活なさったのですね。「アンジェラの灰」良い本でしたよ。残念ながら絶版なので図書館でお探しになってみてくださいね。

読んだ本の感想を文字で表すのは本当に難しいと感じます。おまけに、ブログで書くとなるとどこまでネタバレしてよいものか悩みます。こんなつたない感想でも興味を持っていただけて嬉しいです。

Posted by: 京丸 | 14.06.2007 at 08:31

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