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04.09.2007

ピギー・スニードを救う話

9月の声を聞いた途端に、朝ふっと涼しい風を頬に感じるようになった。膝痛は徐々に治まってきた模様。明日あたりから走れるかもしれません。

週末は土佐選手に力を頂きました。マラソンを観ていた多くの方がそうであったように、私も手を握り締め、最後には目頭を熱くしました。最後まであきらめないこと、自分の力を信じること。走る姿だけで、こんなにも教わるんだなあ。さあ次は私の足で走る番だ。

070903 ◎「ピギー・スニードを救う話(ジョン・アーヴィング著/小川高義訳)」。文庫化したので早速購入。アーヴィングにしては珍しい短編集。唯一の短編集なのだそうだ。アーヴィングが小説家となるきっかけとなった表題作、そしてディケンズ論にかこつけたアーヴィングの小説論「小説の王様」の他にも「インテリア空間」、「ガープ」の処女作「ペンション・グリルパルツァー」などを収録。

短編でもしっかりアーヴィングの世界が凝縮されている。おしゃべりな家族もいれば、熊も登場する。この短編集を読んでアーヴィングの長い物語を読み(直し)たくなった。それからディケンズも。「小説の王様」を読んで学生の頃に読んだはずの「大いなる遺産」をやっぱり全く覚えていないことが判ったのだ。私ったら…。

アーヴィングが好きなら楽しめる作品。これからアーヴィングを読みたい人の入門編としても。実はこの秋は「アーヴィング祭り」も開催予定なので、とっかかりとなる一冊となった。小川訳、上手いなあ。

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断りきれない性分なので、気を抜くとつい、いっぱいいっぱいの仕事を請けてしまう。断りきれない、という部分をどうにかしなければ。

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