静御前さまの調子が今一歩だと言う話を書いたのはいつだったか。静御前さま? それは最早、全自動ではなくなりつつあった我が家の洗濯機のこと。その日のご機嫌で何度も止まる。静御前という名前(製品名です)とは裏腹にアラーム音がピーピーとうるさい。と、ぼやいたら、無音で停止するようになった。無音で止まるだなんて、と困っていたら、今度はがらんがらんと大音量をたてるようになり…。
そんな記事を書いたのは2006年5月のことだった。それから文字通り、騙し騙し使って2年半。止まっても蓋を叩いたり、内容物の位置を調整したりすれば、まだどうにか使える。完全に壊れたわけじゃないものを処分するのは気が引けて、ずっと使い続けてきたけれど、停止するたびに何度もすすぎを一から繰返すようになり水も電気も時間も著しく無駄にするので、重い腰を上げて週末にようやく新調した。
そして昨日、新しい洗濯機がやってきた(名前はまだない)。流行のドラム式洗濯機にも惹かれたけど、水道の栓の高さが合わなくてスマートに設置できないうえ、天日でぱりっと乾かした洗濯物が好きなので、従来型の全自動洗濯機にした。それも、お店に並ぶ商品の中では小型のタイプ。水道栓の位置がこれほど選択肢を狭めることになるとはね。
とはいえ、結婚した時に購入したものと比べると機能が充実していて、たくさん洗えることに感激。いやー、これまでのレベルが低かっただけの話なんですけどね。
そういう訳で昨日は古い洗濯機にお礼を言って、撤去してもらった。最後の洗濯は一度も止まらずに全行程を終了してくれて、何だかちょっとほろりとした。
代わって新しい洗濯機がやってきた。今日が初めての運転です。実は今日は結婚記念日。18年前の今日、私はオットのヨメとなったわけです。古い洗濯機とともに過ごした18年を思い、そして新しい洗濯機とともに続いていく私たちの暮らしに思いをめぐらした。よく考えてみると両親と過ごした年月よりも、オットと暮らした時間の方が長くなった。随分たくさんのものをふたりで積み上げてきたなあ、としみじみ思う。そして、ふたりの暮らしは年を経るごとに穏やかで暖かくなった。オットに感謝、感謝。
新しい洗濯機とともに幕を開けた結婚19年目。これからも色々あるだろうけど、喧嘩した時は今日の気持ちを思い出すことにしようと新しい洗濯機を眺めながら思うのだった(笑)。
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