読書三昧
図書館通いに拍車がかかり、仕事もマッハで仕上げてせっせと本を読む日々。気づくと、前回アップした「灰色の輝ける贈り物」の後に8冊も読んでいて、仕事以外はいかに読書しかしてないかを思い知るのでした。
最近は、読書が忙しいので休肝日もさほど苦になりません。酔っ払ってないと読書が進むから。「飲むか、読むか。究極の選択だ」などと言っていた頃が懐かしい。私も大人になったではありませんか。
本屋大賞にノミネートされたそうな。琉球歴史エンタメ・ファンタジー。主人公が二役を演じ、物語はジェットコースターのように展開して息もつかせない。しかし私個人としては、主人公に感情移入できなかったうえ、テンポの速い(ドタバタともいう)ストーリー展開にどんどん腰が引けてきたのですが、幕末の琉球と薩摩との駆け引きを垣間見れたのは収穫でした。
怖い本が読みたくて、文字通り怖いもの見たさに選んでしまった。だけど怖い話ではなく、嫌な話だった。あくまでも私の嗜好の問題なのですが。冒頭のいじめと暴力の描写でへとへと、覚えのある小学生女子のヒエラルキーにぐったり。殺人鬼となってしまったフジコより、殺人鬼になるまでの経緯の方が重要で、描写も生々しい。ふう。真梨幸子は一部で結構な人気を博しているようだけど、こんなふうに疲弊させてしまうのが、真梨幸子の力なのか。
「ポトスライムの舟」で第140回(2008年後期)芥川賞受賞。この「婚礼、葬礼、その他」も139回、「カソウスキの行方」は138回芥川賞にノミネートされている。収録された2作品のいずれの登場人物も、体温が低そうなところが肌に合う。コミカルな表題作はとても楽しく読んだけれど、「冷たい十字路」の方が好みかもしれない。関係ないけど津村記久子と町田康って同じ高校なんですね。
山村、子守唄、連続殺人とくれば、そう、横溝正史テイストです。ナツカシー。登場人物が多くて人間関係を覚えるのに時間を要しましたが(←バカ?)、それさえクリアしたら楽しめます。その登場人物の多さもまた、キモなわけです。
上記の本の後に、早くも今年の一冊と呼ぶべき作品に出会ってしまいました。次回はその本について書くつもりです。






















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