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14.01.2009

二郎系

三連休は、お正月の風邪で反故になっていた里帰り(というか墓参り)に出かけたほかは、飲んでいたか、読んでいました。

いやいや、ちょっとは外出もしたのでした。近所に「二郎系」のラーメン屋ができたというので、ドキドキしながら足を運んでみた。開店5分にして既に満席。モヤシたっぷり、背脂どっぷり、ニンニクがっつり、豚肉とろとろの手打ち太麺。食べながら後半は「ごめんなさい、もう勘弁してください(涙)」という心境だったのだけれど、驚くことにしばらく時間が立つとまた行ってみようかなという気になっている。ラーメンの究極、ジャンクフードの究極を目指したような味、おそらく化学調味料もかなり入っているんだろうけど、どうしてこのくどさに惹かれてしまうんだろう。あっ、写真撮ればよかったな。

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連休中に読んだ本

「このミス」が12月に発売されて一気に予約を入れたところ、図書館の年末年始休暇が明けてどっさりと順番が回ってきました。

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「ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)」

2009年このミスのぶっちぎり1位。ぶっち切りなはずだ。伊坂幸太郎って「重力ピエロ」「鴨と家鴨」「陽気なギャング」あたりの軽いタッチの本しか読んでいなかったのを思いっきり反省(あ~「砂漠」ももう2年くらい積んでるよ)。もう息もつけないほどに楽しんだ。そして泣いた。スピード感、読者をどんどん裏切る展開、物語のあちこちに散りばめられた伏線、そして胸を熱くする結末。読みながら、ずっと主人公を応援している自分に気づく。手に汗を握りながら。読書の醍醐味を堪能した一冊。

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「黒百合(多島斗志之)」

青春物語と思いきや、最後になって騙し絵のように違うストーリーが浮かび上がる。こういうタイプの騙しミステリをこっそり「葉桜本」と呼んでいます。ネットでは結構評判がよく、文学としてもミステリとしても素晴らしい!と絶賛されている本。このミスでも7位。私個人の印象では、文学としても、葉桜本としても、もう一歩かな、という感じ。もっと「うっわー騙された」という感じが欲しかった。前評判が高かったので、期待が大きすぎたのかも。

ランニングのネタがなくなると、つい本のはなしでお茶を濁してしまうのですが、ランニングの話だといつまでも話し続けられるのに、本の話題だとだんだんガッツが薄れてくるのは何故なんだろうな。

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Comments

こんにちは~「二郎系」という言葉につられました^^;。
オットがその系が好きで、何度か食べたことあります。
でも、近所じゃないので、車でわざわざ時間かけていくんですよ(そこまでして食べたいか>オット)。
山盛りで、もたもた食べていると減らない(麺がのびてくるので)感じで、食後は「当分はエエわ」という気になりますね。
久しぶりに食べたくなりました(^^)。

Posted by: つー | 14.01.2009 at 20:25

お、「葉桜本」ですと?
これは、京丸命名?使わせていただこう。

「葉桜の季節に~」を読んだときは、新鮮で、なんと面白いのだろうと
感激したけど、「ジェシカが駆け抜けた~」あたりで白旗パタパタ。
それ以来、歌野は読んでいないわ。

本ネタ、楽しみにしてます。
本を選ぶときの参考にもさせていただいてるの。
ランニング復活もお待ちしておりますが、本の話題も続けてね。

Posted by: はるま | 15.01.2009 at 01:59

◎つーさん

おお~、つーさんのダーリンさまも二郎ファン!巷では「ジロリアン」というのだそうですね。一度中毒スイッチが入ると止まらないんだとか。スイッチ、は、入ったのか私。

実は私、その日軽い二日酔いだったんですよ。それもあって、後半もうアカーン!だったのですが(二日酔いに二郎系って酷いですよね)、それなのに結構早い段階で「もう一回いこかな」という気になってしまいました。不思議。ふふっ、つーさんもスイッチ入りましたか。

それにしても二郎系、九州まで進出するだなんて、全国に蔓延中なんですね。

Posted by: 京丸 | 15.01.2009 at 09:17

◎はるまさん

はるまさんも「葉桜~」読まれたんですね。あの本は衝撃でした。ですが残念なことに、私も歌野昌午の本で楽しめたのは葉桜のみでした。しかーし、衝撃があまりに大きかったのでそれ以降、騙し絵のような作品は葉桜本と呼んでます。面白い葉桜本、ないかな~。

本の話題を楽しみにしてくださってありがとうございます。ここのところネタに乏しいのでつい本の話題になってしまうのですが、ちっとも面白くないんじゃないか、と心配しつつ書いていました。はるまさんが読んでくださってる、と思うとやる気が出ました♪

Posted by: 京丸 | 15.01.2009 at 09:26

へ~「二郎系」っていうのがあるんだ。
ラーメン好きだけど、分類はあまりよく知らないんだよね。
この辺は横浜「家系」ラーメンていうのがよくあるんだけど。やっぱりこってり、とんこつ醤油味だよ。
次回は写真もよろしくね♪

私も本の紹介はいつも楽しみにしています。
私は本の感想を書くのが苦手だから、「これは良かった!」とか「面白かった!」としか書けないんだよね~(読書感想文も大の苦手だったし)
だから京丸さんの素敵な紹介文を読むと、惚れ惚れするのと同時に、その本を手にとってみたくなります。

息子もますます読書好きになって、私が薦める本を素直に読んでくれるので、面白い本をもっと発掘しないといけないのよね。京丸さんのオススメを参考にさせてもらいます~。

Posted by: みなみ | 16.01.2009 at 13:05

◎みなみさん

二郎という名のラーメン屋さんが東京で流行ってるそうなのよ。もう、これでもか、これでもかとこってりしたラーメンらしいです。今回私が行った近所のお店も同じような方向らしく、ほんっとにこってりとくどいんだけど、後でまた行きたくなるのも二郎系と同じ…。今度は写真を撮ってくるね。

本の話題は、ランニングの話や飲み食い(および休肝日)の話と比べると面白くないんじゃないかと心配してました。感想を書くのは私も苦手。あっだから楽しくないのかもしれないね(汗)。

こんな記事ではありますが、楽しみにしていると言っていただけて、やっぱり続けてみようかなという気になりました。単純やね~。そうそう、今回書いた「ゴールデン・スランバー」はもう読んだ? もしまだだったらオススメです。それに仙台が舞台なのだよ。機会があったらぜひ!

Posted by: 京丸 | 16.01.2009 at 17:44

へ~仙台が舞台なんだ!
それは絶対読まなくちゃ。
楽しみ楽しみ~♪

Posted by: みなみ | 16.01.2009 at 22:00

みなみさん、

やー、ぜひぜひ読んでみて! 実は読みながら「みなみさんだったら土地勘があるから楽しさ倍増だろうな~」などと考えていたのでした。

読む前にナンですが、全部読んだあとに再度第3部を読むと深みが増すこと請け合いであります。楽しんでね~♪♪

Posted by: 京丸 | 17.01.2009 at 10:46

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