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08.06.2009

6月7日(28日目):パムッカレ

200967_002薄利多売の宿の朝ご飯はなかなかに美味しかった。さて今日は世界遺産パムッカレを堪能する。朝食を済ませて9時には早々にパムッカレ村に向かうバスに乗る。9時にはもう肌がじりじりと焦げる。山は涼しいのではなかったのか?

隣村のパムッカレ村の南口からパムッカレに入る。パムッカレとはトルコ語で「綿の城」という意味。石灰分を多く含んだ水(温泉水)が湧き、石灰が広大な土地に沈殿し白い棚田のような地形を作り上げる。

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南口からパムッカレに入った途端に石灰棚が広がる。滑りやすいので靴を脱がなければならない。陽射しは強く、水着の人も多い。私もTシャツを脱いで上半身は水着になる。凍えそうになるほど冷たい水もあれば、温泉のように暖かいところもある。いずれも水は美しく、白い石灰棚に映え青く光り、違う世界に来たようで幻想的だ。12~3年前から数年間は水枯れして石灰棚への立ち入りができなかったので、行こうと思った時に行けて今回はラッキーだった。

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すっかり石灰棚を堪能した後は隣接する遺跡へ。この遺跡がまた大変に巨大なのだ。山ひとつが遺跡と石灰棚でできているのだ。古く紀元前にこの温泉の湧く山にベルガモン、ローマ、ビザンツの人々が町や墳墓を作り、ここに大都市を築いたのだ。円形劇場はほぼ完全な形で残っていて、目の回りそうな高さからも舞台がはっきりと見えるその構造に息を呑む。それにしてもこんな山奥にどうやって大理石をこんなに運んだのだろう。

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劇場を見た後は、さらに山の頂上に聳え立つネクロポリス(墳墓)へ。劇場ですっかりへとへとになった後さらに山に登ろうという奇特な人はそうそういないのか、ひとけのない山を登りつめるとそれはそれは美しい風景が。ふふ、この眺めは登ったものだけが味わえるご褒美だ。

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浴場や神殿などの町並みの跡をかなりの時間をかけて歩く。予想外にのどが渇き、ペットボトルの水がどんどんなくなる。遺跡を見た後にもう一度、石灰棚を訪れようかと思ったのだけれど、体力的に限界に達する。いやー暑かった。中途半端な海水浴よりも日焼するし、体力も使う。足は筋肉痛だ。それにしても私がこんなにも遺跡ハンターだったとは、知らんかったなあ(遺跡は飽きたと言ってたくせに)。

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200967_069パムッカレ全体を見学してカラハヤット村に着いたのは2時を回っていた。空腹だけれど何だかあまり入らないので、昼食は軽くチョルバ(スープ)とサラダ、パンで済ます。昨日、村を探索した時におじさんで席が埋まっていたお店、やっぱり美味しかった。写真奥がタウック(チキン)、手前がメルジメッキ(レンズ豆)のスープ。メルジメッキは普段、私が作るものと違う味わいだった。暑い時の熱いスープは汗が出てひときわ美味しかった。

お腹も落ち着き、部屋でビールを飲んだ後は、夕方までプールでまったり。こんがり焼けたらプールにどぼん、の繰り返し。ああ、山岳リゾートばんざい、だ。

200967_073風が出てきてプールが寒くなった後は、再度村へ。はじめは愛想の悪かった店のおじさんたちが少しずつ笑顔を見せてくれるようになって、単純な私はうれしい。こうして土地の人と仲良くなるのが私の旅の目的なのだから、やっぱりこうでなくてはね。

夕飯はまたもホテルのビュフェ。今日も美味しく頂きました。

これまで、トルコで大人気の観光地は何となく避けてきたのだけれど、パムッカレに来てよかったな。

<旅のお小遣い帳>
バス代(カラハヤット~パムッカレ):1.75×2=3.5
パムッカレ・遺跡入場料:20×2=40
ビール:5
水:1.5
バス(パムッカレ~カラハヤット):1.75×2=3.5
昼食:二人で5
ビール:2.5×2

今日のかわい子ちゃん:一緒に写真に撮って~と駆け寄ってきた小学生

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それにしても、他人様のカメラにおさまることがいつもに増して多い日だった。まだ日本人は珍しいのか。

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Comments

いやはや、足腰鍛えられますね。

石灰云々といえば、秋芳洞くらいしか思いつかない……。

遮蔽物がないので、ばっちり焼けそうですね。

Posted by: まさじ | 08.06.2009 at 19:34

◎まさじさん

手足真っ黒です。おっしゃる通りに日陰皆無なので。身体が慣れるまでよれよれで身の危険を感じました。

トルコは水に石灰分が多く、その水が海に流れるので海が白くなるのです。そういうわけで地中海をアクデニズ(白い海)と呼ぶのであります。本当に白いのです。

Posted by: 京丸 | 09.06.2009 at 15:12

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

Posted by: 株の取引 | 02.02.2014 at 11:27

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