« Mayıs 2010 | Main

15.06.2010

5月14日第7日目アンマン~ダマスカス ぼったくりとの戦い、そして麗しのダマスカス

Img_4443_2

今日はヨルダンを離れてシリアに入国する。宿でおおまかな情報を入手して、ツアーやタクシーではなく自力で行くことにする。その方が断然楽しいし、価格も恐ろしく安いのだ。宿が主催するツアーだとダマスカスまで100 JD(13500円)。

宿の簡単な朝食を取って出発、ファラーホテルのおじさんはどこまでもいい人、両替した時に渡したお金が少なかった、と追いかけてきてくれた(そんな正直者はヨルダンで初めて会ったよ)。写真はファラーホテルの入口。

だけど闘いはここから始まった。セルヴィス乗り場からムジャンマ(バスターミナル)行きのセルヴィスに乗ろうとすると男たちがやってきて3JDだという。そんな値段じゃないでしょーまったく、と正規価格(0.5JD)のセルヴィスを捕まえる。

Img_4681正規価格のセルヴィスの運転手が「ムジャンマからどこに行くんだ?」と聞くから「ラムサ(第1乗換えポイント)だ」というと「今日は金曜日でセルヴィスはいない。俺が30 JDで行ってやるよ」ときた。そして閑散とした場所に車を止めて「ムジャンマだ、ほら車いないだろ」という。あのーここはムジャンマですか?(実際ムジャンマは道を隔てた向こう側だった)。お断りしてムジャンマに向かう。危うく情報がなければ運転手の話を鵜呑みにしてしまうところだったよ。

ムジャンマではこれまた「どこ行くんだ」「ラムサ」「30でどや」「話にならん」「そんなら20は」「いい加減にしろー」というやり取りをあちこちで繰り返し、ようやくラムサ行きの正規セルヴィスをつかまえる。ところが元締めが出てきて運賃2JD以外に荷物代1JDを取るという。「荷物代だなんて、そーんな話は聞いたことないよ!!嘘でしょ。絶対払わんぞ」と主張したらニヤニヤして「ふふ、荷物代はいいよ」という。まったく、どいつもこいつも。

ラムサまで乗せてくれたドライバーはいい人で、次はシリアのダラーに行くというとラムサで知り合いのセルヴィスを紹介してくれた (これまでと同様、あちこち声をかけられたけど、もう話を聞くまでもないよ)。陸路国境を越えてダラーまで3JD。正規値段は安いのよ。

Img_4682

セルヴィスでは土地の人と乗り合わせて、いろいろと話したりしながら移動するのがすごく楽しみだ。お互いに少ない語彙を使って、それでも仲良くなれるから不思議。

ラムサからダラーまでは数キロ。だけど途中の国境がけっこうややこしい。

問題はヨルダン出国よりもシリア入国だ(そういえばヨルダン出国税5JD不要だった。何故だかはわからない)。アラブ人だと問題なくさっと入国できるけど、日本人やヨーロッパ人(米人はシリアには入国できない)は恐ろしく時間をかけて、そして結構な入国税(24ドル)を取られる。

あまりに時間がかかったため、乗り合わせた女性のうちのおばちゃんはあまりの待たされように怒って車を出て一人で去ってしまった(ご、ごめんよ)。

何か嫌がらせのように時間のかかった入国もどうにか済ませて車に乗り込む。ゲートをくぐると、いきなりサダト大統領親子の大きな写真があちこちに貼られている。シリアだ!

ダラーのバスターミナルで遺跡の町ボスラに行こうかと悩んだものの、宿が高級ホテルひとつしかないことがわかったので、急遽ダマスカスに行くことにする。80SP@(シリア国境で両替しておいてよかったよ!)。2時間ほどでダマスカス到着。わーい、憧れのダマスカス!

Img_4684(考えて見るとダマスカスまでJDに換算して6.3JDだった。ケチっているつもりはないけれど、ふんだくってやろうと虎視眈々としたヤツらの思う壺にはまるのは癪に障る。どーだ、参ったかという気分。重要なのは事前の情報収集だ。相場の値段を仕入れておくことが重要だと改めて思う。

ダマスカスのバスターミナルから市内バスに乗って市中心地を目指す。気づくと中心地を過ぎていて、親切な男性がわざわざ私たちのためにバスを降りて「俺についてこい」と中心地までつれて行ってくれる。ううう、ありがとう。シリアではこういう親切な人に出会うんだよね。写真はその親切なマンゼル君。

Img_4687

お礼に拝み倒してジュースを一緒に飲んでもらい(ここでも彼は自分が払うと言い張った。断固としてお断りしたけれど)、お別れして、宿を探す。

ところが地図を見てもなかなか現在地を把握できない(こんなの初めてだよ)うえに、ようやくたどり着いた宿でも何故だか部屋がまったく見つからないのだ。行けども行けども満室。

Img_4788

2時間以上宿を探してようやく空室を持つ宿にたどり着いた。ザハラ・ホテル。部屋を見せてもらうと暗くて臭い。聞けば激安(800 SP=1600円)すぎる。これぞ安宿の部屋!という感じで何とも情けない。他に部屋がないのかと聞くと、もう少しマシな窓際の部屋(1100 SP)を見せてくれた。あまり綺麗ではないけれどもう他に選択肢はないのでその部屋に決める。これ以上宿探しをするガッツなんてないのだ。宿の向かいに酒屋はあるし。

それにしてもまず800 SPの汚い部屋を紹介される私たちはやっぱり貧しく見えるのでしょうか(笑)。ちなみに翌日こっそり見に行った隣のホテルも空室はあれど、さらに素敵(!)なホテルでした。ザハラホテルにはクーラーがあるだけマシだわね。

Img_4689

部屋はこんな感じ。写真にしてみると実物より綺麗に写ってしまうのが謎だなあ。


チェックインして、ビールを買い込み部屋で飲み干して、夕方近くなった町に出る。
闇の両替屋で「これでどや」「安すぎる」とやり取りして残りJDをシリアポンドに両替し、旧市街へ。

金曜(イスラム教の休日)なので、スークの店は閉まっているところが多いけれど、休日を楽しむ人で溢れている。世界屈指の歴史を持つと(715年建立)といわれるウマイヤッド・ジャーミへ。明日スカーフもって中に入れるといいな。アンマンでは3歩で「ノー、ノー、ウーマン」だったしね。

Img_4710

Img_4711

ジャーミの前ではクラシックの演奏会も開催されていて休日気分。写真を撮っていると「私も写して」と人懐っこい。

Img_4714_2

Img_4724

Img_4731

Img_4732

休日の夕暮れ時の楽しい気分に便乗しつつ、夕飯調達。気づくともう8時だ。

アラブ料理の店でサラダ類を調達し、宿のそばの有名なチキングリルでハーフサイズのチキンを買い、ビールを買い込み、部屋へ。

ああああ!これがシリアご飯だ。やっぱりご飯はシリアだ。ヨルダンでは食事に不満が多かったのだけれど、シリアのご飯は一発目から大満足。野菜もふんだんで、味もいい。

Img_4737

こうして酔っ払って今日も暮れていく。
(ちなみに、このビールはアルコール度数14%、ビールの美味しさはアルコール度数でははかれない、ということを学びました…)

| | Comments (4)

12.06.2010

5月13日 第6日目アカバ~アンマン

Img_4651_3

宿代には朝食は含まれていなかったので、朝の散歩がてら朝食を取ることにする。昨日ファラヘルを買った店でサンドウィッチを買い、町のおじさんたちが集うカフェでチャイを飲みながら食す。この店は野菜メニューのみを扱うレストランだけれど、このサンドウィッチもとても美味しかった。朝から町の人も集っていた。

アカバのチャイにはフレッシュミントがどさっと入っていてとても美味しい(写真では見にくいですね)。やっぱり暑い町の食べ物は涼しくなるような工夫がされているな、と感心する。

Img_4654アカバでは紅海で海水浴をしようと思っていたのだけれど、情報によるとビーチでは女子が水着になれるような雰囲気ではないらしい。あきらめて町を散策することに。

まず、アンマンへ戻るチケットを買う。乗客が満員になるまで待つ安価なアーディではなくて、定時出発のジェットバスに乗ることにする。事務所までてくてく歩き、チケットを買う。これでエジプト行きという選択肢はなくなってしまった。ちょっと行って見たかったけど、ガイドブックはおろか、情報のひとつもないのだからエジプト行きは無謀というものか。

Img_4652ジェットバスのオフィスから町なかに戻る途中、遺跡(イーラ遺跡)を発見。言われなければ見逃すような地味な遺跡だった。このあたりはきっと、掘ればざくざくと遺跡が出るのだろう。

遺跡を出るとビーチ。確かに水着女子はまったくいない。若い男性と子供が遊んでいるだけ。うーん、これではやっぱり泳げなかったな。水はかなり綺麗、海水浴愛好者の私としては泳がないのは至極もったいないと思う。それにここは、初めて見る海、「紅海」なのだ。ああ、泳ぎたかったな。

Img_4655

Img_4657_2

Img_4660

ここでもグラスボートに乗らないかというアプローチがすごい。1時間30JDでどや!という誘いに「話にならん」と返すとだんだん値を下げて「じゃ3JDにするよ」1/10の値段に落とせるって元値はいったいどれだけふんだくってるんだ。海水浴を取りやめた分、グラスボートに乗ってもいいかな、と思ったけれど、あまりのふんだくりように気分が萎えたので取りやめ。

Img_4667水辺を歩くうちにどんどん陽射しが強くなる。さらに水辺を南下して、町のはずれにあるアカバ要塞へ。10世紀初頭にマルムーク朝君主が建設したらしい。確かにここは海の要所だ。要塞の上部に登って見下ろすとビールの缶が…。町の酒屋で買ったビールを家では飲めずここでこっそり飲む人がいるのかと想像する。

さあ、私たちもビールを飲んででかけよう。アカバの冷たいビールを飲み干して、バスに乗り込む。

アンマンまでは4時間。砂漠を抜ける道中を楽しみつつ、懐かしいアンマンに戻る。見知った町に戻るのは何とも安心感がある。

Img_4678

宿も前回のファラーホテル(ペトラ滞在時にメールで予約をいれておいた)。荷物を置き、いつも通りにビールを買い込み、そしてテイクアウェイでご飯を買い込む。今日はファラヘルが有名なお店と、美味しいと評判のイラーキ(イラク)レストラン。テイクアウトのシュワルマ(ドネル)を注文したらサンドヴィッチになっていて、サラタたっぷりねとお願いしたらポテトフライがどっさり入っていたけど(汗)、味は美味しかった。

アンマン最後の夜も美味しく酔っ払った。
朝食サンドイッチ 0,5@
チャイ(ミント入り) 0.5@
Jett bus(~アンマン) 7.4@
要塞   1@
ビール   2
ビール   7.5
ファラヘル  0.5
チキンシュワルマ 2.5

ちなみに、ファラヘルの中身はこんな感じ。中身はグリーンピースかな?えんどう豆かな?

Img_4679

| | Comments (2)

更新途絶えていました

旅行中、無線LANの調子が今一歩で、特に画像アップロードにおそろしく時間がかかったうえに、ココログが不調だったこともあり、旅の記録の更新が途絶えてしまいました。

無事に帰国しました。旅日記はこれから少しずつ更新いたします。

| | Comments (2)

« Mayıs 2010 | Main