17.04.2009

音楽の力

ここでぼやいたお陰か、珍しく次の仕事の依頼の電話がかかってこなかったので、昨日は休みとなった。それでもいつ電話がかかってくるかわからないため、勤め人で言えば自宅待機のような感じかな。久しぶりにゆっくりと思いきや、暇だとつまらないことを思い出してはちょっと気持ちが暗くなる。

庭の花壇兼畑のスペースを広げるべく、鍬を振るって汗だくになっても、何だか気持ちは晴れない。どうしちゃったのかな、私。

再びパソコンの前に向かって無為なネットサーフ、だけどそこで出会ってしまった。イギリスで放映されているスター発掘番組「Britain's got talent 2009」。

登場したのは中年女性スーザン・ボイル。少し太めで、都会的とは言いがたい。年齢より老けてみえるかもしれない。審査員の「おやおや」という呆れ顔。聴衆の嘲笑。おどけたしぐさには失笑も。そしてスーザンは歌い始める。「I dreamed a dream」

http://www.youtube.com/watch?v=9z0h1NNk1Ik (3分46秒)

歌を聴いて涙が出たのは久しぶりだった。何度も聴いた。聴くたびに目頭が熱くなった。4月15日に放映された(らしい)番組なのに、この映像は二日後の今朝270万ヒットを超過していた。きっと私のように何度も何度もこの歌声を聴いた人がいるのだろう。

ぜひ聴いてみてください。審査員や聴衆の表情の変化も合わせて観て欲しいな。彼女の歌声はきっとあなたの心にも届くはず。英語が苦手でも大丈夫。

一夜明けて。ここのところ朝がダメダメだ。やっぱり今日も沈んだ気持ちで朝を迎えた。ええいっ、吹っ飛ばしてしまえ、こんな自分。そう考えて部屋の中をうろうろした挙句、目に入ったのがこのCDだった。そういえば、最後にリビングで音楽をかけたのはいつだったろう。

Era "Mach the Knife (Ella in Berlin)"

エラ・フィッツジェラルドが1960年にベルリンで12000人の聴衆を前に熱唱した名盤。20年以上前に購入して、CDが擦り切れるほどに(?)聴きまくったアルバムです。

何度も何度も繰り返し聴いて、一緒に歌っているうちに、歌はもちろん息遣いから、物真似(曲中にルイ・アームストロングの物真似が入る)、スキャット、そして歌の途中の笑い声まで覚えてしまうくらい大大大のお気に入りなのだ。

ちょっと大きな音量でこのCDをかけ、朝食後の家事をしていたら、自然にエラと一緒に口ずさんでいた。CDの最後の曲「How high the moon」をエラと熱唱する頃には沈んだ気持ちはすっかり晴れ、元気な自分に戻っていた。それに気づいて、またちょっと目頭がじんと熱くなった。

音楽には力がある。この二日間でしみじみそう感じた。エラのこのCDを聴くのは久しぶりだったけれど、しばらくの間またエラとのデュエットを楽しもうと思っている。スーザンの歌声も。

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07.10.2007

懐メロ

Img_1370 今月の目標は距離を伸ばすこと。平日はなかなかまとまった時間が取れないので、週末にじわじわと距離を伸ばす予定です。

今日の朝ランでは懸案の右膝に違和感を感じたものの、痛みにまでは発展しなかったのでほっと一安心。だけど左股関節と右ヒラメ筋(多分)にも違和感あり。この違和感はすべて関連しているんだろうな。

ちなみに写真は今朝の空。泣けてくるような朝焼けでした。

さて、ご多分に漏れずランニングのお供にiPODを愛用しているのですが、最近中身にやや飽きてきたうえ、私のiPODに入っている音楽はクラシック、ジャズ、トルコ音楽、スガシカオと節操がなく、シャッフルするとあまりにギャップが大きくて調子狂うわけです。そういう訳でiPODにはジョギングに合う曲を入れるべく、昨日はジャズ・クラシックを外して、新しい曲を入れ直しました。

Heartbeat新しくiPODに入れたのは「ハートビート/佐野元春」他。音楽の趣味があまり合わないオットと、盛り上がれる音楽といえば学生時代に流行ったもの。この「ハートビート」もそのひとつで、昨夜はひとしきりこのアルバムで盛り上がったのでした。だけどこれって25年くらい前のアルバム、つまり「懐メロ」なのだな。むむう。

音楽と香り(香水)は、不思議と記憶と連結しますね。昨夜は自分のあの頃、そして相手のあの頃に思いを馳せる夜となったのでした。

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07.02.2007

1枚146円

先日川沿いの道を下って、市街地でご飯を食べた後、酔っ払ってタワーレコードに突入。私は酔っ払うとタワーレコードで懐メロ(!でも今回1枚は非懐メロ)のCDを買う癖があるのです。

Img_1181_1今回はCDを23枚買いました。23枚ですよ!ところがこのうち20枚は「2920円」でした。左側のエラ・フィッツジェラルドとマイルス・デイヴィスのCDが10枚セットでそれぞれ1460円だったのです。

その昔々、学生だった頃、仕送りの中から(いやバイトもしたけど)悩みに悩んでアルバムを買って、大切に大切に聴いたことを思うと何だか泣けてくるようなお値段です。ジャズコーナーには、細部まで覚えるほどに散々聴いたアルバムが1500円とか1000円なんて値段で山積みされています。か、悲しい。でも買ってしまった10枚組。もちろん内容は名盤という訳じゃなさそうだけど、それにしてもエラもマイルスも1枚146円かあ…。

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02.03.2006

NYCマラソン

寒の戻り。午前中は雪がちらつき、そのまま暖かくならなかった。本日は夕方ラン。何だかお腹が痛くなりそうな気配を感じたものの、心の中で「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と唱えながら走ったらどうにかなりました。結構暗示に弱いタイプなのかも。

昨日、3月は忙しくなるけど頑張るぞ!と決意表明しましたが、目の前の原稿と、カレンダーに書き込んでいる毎日のノルマを見ると、気分萎えそう…。そこで、NYCマラソンにえいやっと申し込んできました! 当選したら私にとっての初マラソンはこのNYCマラソンになります。外国人の申し込みは5月1日までなので、そこまで慌てる必要はなかったのですが、申し込んだら後には引けなくなるし、この忙しい年度末の中モチベーションを維持するには今申し込むのが一番かなと思ったのです。実はあちこちで今年はNYCマラソンでマラソンデビューしたい、と宣言していたものの、いざ申し込みのページを開いたらちょっと迷ってしまいました。でも、最後は勢いで「えい!」。…が、がんばります。

ちなみに、外国人の当選確率は25%くらいなのだそうです。私のエントリーナンバーは優に8000番を超していました。当たらないかもしれないけど、申し込んだお陰で6月中旬の発表まではモチベーションを維持できそうです。何だか宝くじを買った時みたいな気分です。ドキドキ。

IMG_0216

さて、昨日の肴は固くなったフランスパンにトマトソースを絡めたグラタン。チーズを二種類使ったのでコクのある味となりました。また、パンの底にはほうれん草のソテーを敷いてみました。奥に潜んでいるのは鱈のブランダード。味はとても美味しくできましたが体裁に今ひとつ改良を要したので、近日中にもう一度作り直す予定です。次回画像をアップします。そうそうグラタン皿の底にあるのは、ワインのコルクで作った自慢の鍋敷きです。

食後、飲みながら憂歌団の木村君のステージを観る。ゲストがこれまた素晴らしく、BAHO(Char+石田長生)、上田正樹、押尾コータロー、ムッシューかまやつ、BIGINなど、そのたびに倒れそうになるような面子が揃っていました。今日はいい日だ。

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