07.07.2008

山岳ステージ

Img_2003熊本は日曜日に梅雨明けしました。この青空を待っていたのよ~。3週間ぶりに自転車に乗れる週末がやってきた!

折りしも、土曜からツール・ド・フランスが開幕。ぎりぎりセーフでスカパーの再契約も済ませて、土曜の京丸家はツール一色の一日となりました。例年はプロローグ(個人タイムトライアル)で始まる第1ステージが、今年は通常ステージで幕を開けたのですが、第1ステージから激戦で、んもう大興奮。今年も熱いぞ~。

ツールですっかり触発された私たちは、やっぱり峠をめざすことに。今日は八代市東陽町(旧東陽村)から大通(おおどおり)峠へ。

Img_2009東陽は、先日鹿を見て仰天した旧泉村のお隣。平成の大合併で八代市に合併されて、「村」の名称こそなくなったけど、その様子はまだまだ村そのもので、自然がたっぷり残っている。ありがたいことに、こんなに自然が多いのに舗装路は広く、車は少ない(ダム工事でダンプの多かった五木村とは大違い)。

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川に沿って点在する集落には、いくつもの石橋が。石工の里なのだそうだ。古いお寺もある。人里を離れると、山の植物にも目がとまる。あっ、栗だ!

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右側の植物は何だかわからない(ご存知のかたがいらしたら教えてくださーい)。山の景色を堪能しているうちに、坂はどんどん傾斜を増してきた。

Img_2018_2うへえ~。あの坂道まで登るのかあ。見ただけで脚がよろける。もちろん、オットには先に行ってもらって、一人で泣きながらペダルを踏む。

MTB用のギアをつけたので、ペダルを回せないということはないのだけれど、果てしなく続く上り坂に足の筋肉が悲鳴をあげる。

あーもうだめだ。自転車から降りて、地面に座り込む。何だか脚がじんじん痺れてる。と、その時頭上から自転車が滑走してくる音が。オットが心配して降りてきたのかなと思ったら、別のローディ君でした。ふえー、お恥かしいところをお見せして面目ないっす。

気を取り直して、またサドルにまたがる。休憩が奏効したのか、少しは元気を取り戻した。頭上の坂もどうにかこうにか攻略したし、空が開けてきたから、もうすぐ峠かも!!…と気を良くすると、今度は頭上にこんな橋が。えええええ、これを登るの(涙)!?こんな橋、地図にはなかったぞー!

Img_2019_2ええ、ええ。登りましたです。しかも、その後も橋は次々に頭上に現れ、3つも登りました。ぜーはーぜーはー。

晴れてるのに、ウェアは汗でずぶぬれ。脚だけじゃなくて頭までしびれてきたー!

2回目の休憩でまた途方に暮れていると、今度はオットが降りてきた。「峠までほんのちょっと、がんばれ」という言葉に再びペダルをまわすと…

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やったー。峠だ。 涙が出そう。自分の脚で登ってくると、この景色の美しさが何ともありがたく感じられる。山の向こうに八代海、三角半島が見える。今日はよく頑張ったよ(涙)。

Img_2024やはりこの峠にもかつては番所があったらしく、広々としている。峠の茶屋でアイスコーヒーを飲み、お水を分けてもらって、峠を後にする。

今日走った道は、村の峠道の割には整備されていて、道幅も広いため、下り坂ではいつもよりスピードが出せて爽快、爽快。上りと比べるとあっと言う間に下界に到着、到着してみて山の上は随分と涼しかったことに気づいたのでした。

こうして、京丸家の本日の山岳ステージは終了。峠の標高は779メートル。子別峠には負けますが、結構登りました。峠も登ったし、山も堪能したし、村の様子もとてもほのぼのしていたし、大満足のサイクリングとなりました。

帰宅して調べてみたら、大通峠に続く「大通1~3号橋」は平成17年に完成したのだとか。地図を新調した方がよさそうだな。

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23.06.2008

ツール・ド・コリア・ジャパン2008

週末も雨。自転車に乗ることは早々とあきらめ、熊本県山鹿市で開催されたツール・ド・コリア・ジャパンを観戦してきました。

Img_1939 このツール・ド・コリア・ジャパンは、去年まで「ツール・ド・コリア」として開催されていた大会を日本と共同開催した大会で、この先「ツール・ド・アジア」として開催することも視野に入れているのだそうです。世界各国から19チーム、105名が参加しています。

山鹿市菊鹿町では1日目のタイムトライアルと2日目第1ステージが開催されました。第1ステージはアップダウンのある13.4kmのコースを13周周回します。

これはメイン会場&ゴールとなったあんずの丘公園。ちょっと見、ヨーロッパのグランツールみたいです(「止まれ」がなきゃね~)。

Img_1942 選手たちは9時に「鞠智城(きくちじょう)」をスタート。10分後にメイン会場に集団が押し寄せる。うわー、鳥肌ぞわぞわ立つ。

これまで自転車のロードレースはテレビでしか観戦したことがなく、当たり前のことですが目の当たりにすると画面とは迫力が全く違います。自転車の音、選手の息遣い、そして応援の熱気に包まれて、このあんずの丘は今までに体験したことのない空間となりました。Img_1947 

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日本からはスキル・シマノ、梅丹本舗、愛三工業の3チームがエントリー。愛三工業のサポートカーに手を振ったところチームパンフレットを頂いたので、今日は急遽、愛三工業を応援することに決定。パンフレットのデザインがとても素敵です。

しばらくゴール近辺で応援した後は、迫力のある走りを見たくて場所を移動。下り坂+カーブ地点で応援します。アイサン、がんばれー!!

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うひゃー。下り坂を降りてきたライダーたちがカーブに差し掛かると一気にバンクする。かっこいい~。で も急なカーブだし、雨で路面が濡れているので落車も結構多い。

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迫力のあるシーンを見たくて、その後もあちこち移動。観客の少ないポイントだと、選手たちも声援に応えて手をあげてくれる。嬉しいなあ。実際にこうして目の前でレースを見て、自分も声を出して応援して、改めて自転車ロードレースの楽しさを知ったのでした。

そして第1ステージ優勝者は鈴木真理選手(スキル・シマノ)。最終周回は混戦のようでしたが、最後はぶっちぎりのゴール、ゴールゲートは大歓声と拍手に包まれたのでした。第2ステージ以降は韓国で開催されますが、このまま頑張って欲しいな。

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Img_1957_2ちなみに大会をナビゲートしたのはイケメンの誉高い今中大介さん。やっぱり頭にサングラスが乗っかっていました。

ふう、すっかりロードレースに魅了されてしまいました。今年の夏はツール・ド・フランスも見たいなあ。スカパーに復帰加入しなくっちゃ。

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16.06.2008

五木村を目指す

だめだ~、秘境探訪が止まらない。先週呆然としてからというもの、頭の中は秘境の景色がぐるんぐるん、地図に首っ引きで次の秘境サイクリングのコースを探す毎日だった。

そして土曜。行き先として選んだのは球磨郡五木村。五木村にたどり着くために色んなルートを候補に選んでいたのだけれど、折からの大雨で国道445線が美里町側で土砂崩れしたため、人吉市まで自動車で南下して五木村を目指すコースを選ぶ。五木は前出の泉村と同じく山深い村で、年若くして奉公に出た五木の娘達が唄ったという「五木の子守唄」で有名な村だ。また、村を流れる川辺川は今後ダム化が予定されていて、川の姿を今のうちに見ておきたかったのだ。

Img_1920スタートは球磨川サイクリングロードを走った時と同じく、人吉城址公園。球磨川ではボートがたくさん浮かんでいる。天気は曇り、景色はすこし淀むけれど、気温がさほど高くないのでロングライドにはいいかもしれない。

国道445号線を北上して五木村を目指す。445号線に入るまでは、行き交う人に何度か道を尋ねる。皆さんとても優しく「頑張っていってらっしゃい」と声をかけてもらえる。

Img_1922人吉を過ぎると相良村。市街地を走っていた445号線はいつしか川沿いとなり、水の音が近くなる。

この川辺川を延々と上流目指して登ると五木村にたどりつく。

んー。相良村って結構開けてる。それに緩やかにアップダウンを繰返して、少しずつ標高を増していくので、前回の激坂と比べると楽チンだ。下り坂で休憩できるしね。村フェチは、もっと山深くい村の激坂を予想していたので、ちょっと肩透かしを喰らった気分。

Img_1925_2前回の泉村の道と比べるとその整備のなされようも雲泥の差だ。やっぱりダム化に向けて巨額のお金が使われているだけのことはある。

走っている445号線は、かつて村が存在した川沿いの道から随分高い位置に新たに設置されている。川沿いに存在した村はもうそこにはない。いつかここがダムとなったら対岸のあの橋とこの道の間に大きな湖ができるのだという。河川にかかる古い橋が物悲しい。写真ではわかりにくいけれど、工事のために川の水は一様に白濁している。

大きな水害を頻発したことを契機にダム化が計画されたのだけれど 、村が失われ、自然が損なわれる様子を目の当たりにすると、今後もダム化を進めることが正しいのかと問いたくなる。実際に、現地や熊本県でもこのダム化については熱心に議論が交わされている。私も村フェチというからには少し勉強しなくては。

Img_1929_2いくつかのトンネルで怖い思いをしたものの、意外にあっさりと五木村に到着。ダム化のお陰で村の中心部は山あいに新しく作られていて、ぜんぜん村っぽくない。

随分と標高の高いところまでやって来たはずなのに、やっぱり上りっぱなしじゃなく、微妙にアップダウンを繰返す道だったお陰で疲労感もないので、もう少しこの道を走ってみることにする。

川の向こうに見える山は泉村だろうか。

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新しくてぴかぴかの村中心部を抜けると、少しずつ山が深くなってくる。坂も少しずつ傾斜が増してきた(嬉)。村のサイクリングはこうでなくちゃね。

Img_1932_2片道40kmを走ったところで、パラっと雨粒が落ちてきたので、そこで往路終了。五木村八重という村落でした。帰宅して地図で調べてみたら、泉村まであと4~5kmだった模様。うーん、雨が降らなければ泉村まで到達できたのに、残念。次回この道を走るときには泉村まで行きたいな。

今回はアップダウンを繰返したとは言え、80kmあまり走っても疲れはあまり感じなかった。少しは坂への耐性がついたということかな。曇っていて気温が高くなかったのも一因かな。

ここ数回、激坂挑戦のお陰で走行距離が短く不完全燃焼だったので、長い距離を走れたのは嬉しかった。でも、もう少しへとへとになってもいいぞ。 美味しいビールを飲むためにもね。

Img_1928_2 それから特筆すべき点。以前の球磨川サイクリングの時にも感じたのだけれど、人吉(および球磨)の皆さんは本当に心暖かかった。顔を合わした人のほとんどが「こんにちは~」と挨拶してくださったし、子供たちに至っては「がんばれー」と応援してもらった。人吉(ひとよし)という地名は、こんな人柄の良さから来ているのねと、ほのぼのとするサイクリングとなったのでした。

あっ、今回もお土産は鳥飼(米焼酎)を2本。2週間前に買った分は飲み干したので。ちなみに鹿はいませんでした。

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09.06.2008

秘境を走る:旧八代郡泉村子別峠

関西も関東も入梅して久しいというのに、何故か入梅していない九州北部(ここは九州北部だったのか←わかってない)。豪雨の日々がやってくる前に、できるだけ自転車に乗っておきたい。そう考えて向かったのは旧八代郡泉村。平成の大合併で八代市に併合されましたが、その集落の様子はやはり村そのもの。村好きの私にはたまら~ん。

Img_1882_2いつもの通り車に自転車を積んで、市街地はかっ飛ばす。旧泉村の入口「ふれあいセンターいずみ」に車を置かせてもらう。帰りにお買い物をするとは言え、快く無料で車を置かせてもらえるのは、のどかな田舎ならでは。感謝、感謝であります。

ふれあいセンターを出ると、そこはすっかり村の風景だった。ここから子別峠を目指します。

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この泉村は、平家そして藤原家の人々が難を逃れるために落ちに落ちた落人の里。ペダルを踏んで足を進めるたびに、山が深くなる。栗木川を上流に向かって進むに連れ、足元の坂もどんどん傾斜を増していく。

Img_1884人家はまばら。時々お茶畑と椎茸栽培の菌床畑(というのか)が点在する。ここに住む人々の暮らしを思い描いてみる。きっと、都会とは違う時間の流れの中で、私とは違う日々の営みがここには存在しているんだろうなあ。

まばらだった人家も途絶えると、さらに坂は急傾斜となる。ふえーん、やっぱり大変だ。誰だよ、坂が好きだなんて言ったのは!

急激に空腹を覚えて、用意していたおにぎりを頬張る。ふう、一息ついた~。と思いきや、今度は脳貧血気味。ふらふらする。あちゃー、胃袋に血液が回ったかあ~。激坂の途中でオットには先に行ってもらい、一人自転車を押す。激坂では一旦足を止めるとなかなかサドルに乗れないのだ。うーん、相変わらず弱っちい。

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シューズのクリート(シューズとペダルを固定する部分)をちびらせながら自転車を押し、平坦な場所から再スタート。つづれおりの坂を何度も登る。自分が走っている場所がどんどん高くなる。

Img_1891子別峠まであと3kmという表示。うわーん、まだあと3kmも登りですか~とよろけながら走っていると、既に峠に到達したオットが戻って来た。この先の坂はさらに傾斜が激しいらしく、オットはダンシング(立ち漕ぎ)で登り、膝がガクガクしているそうだ。泉村の峠恐るべし、だ。そのうえ、頭上からはゴロゴロと雷の音がとどろいていたため、2kmを残して本日のヒルクライムはそこで終了と相成りました。うーん、本当は峠まで行きたかったな。悔しいので次回、雪辱を晴らしますっ。

当たり前の話ですが、激坂を登ってきたということは、復路では激坂を下るのです。ぜえぜえ言いながらペダルを踏んだその坂で、今度はブレーキかけまくり、叫びまくり、緊張で上半身がっちがちに固まりました。相変わらず下り坂では、上り坂の恩恵を受けることはないんだな~。

Img_1892_2 往路の5分の1の時間もかかっただろうか。ふれあいセンターに到着して、高低差約1000m(!)のサイクリングは終了。図らずも早目に終了してしまったので、この泉村界隈を探索することに決定。そして、その秘境っぷりに肝をつぶすことになるのです(次回に続く)。

写真はオットと私。ペアルックじゃないよ→

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03.06.2008

中津江へ

軽いギアで激坂も楽々。と、くれば、次は山でしょ。峠でしょ。

我ながら単純さにあきれますが、気を良くした私が次に選んだのは県境の峠を目指すコース。数年前、ワールドカップでカメルーンの選手団がやってきて話題となった中津江へ。

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車に自転車2台を載せて、鬱陶しい市街地はかっ飛ばす。

着いたのは菊池市の竜門ダム斑蛇口湖。既に山深い。青空が水に映え、暑い一日になりそう。

今日のコースにはコンビニはおろか、自販機も民家もないはず。そういう訳でおにぎりは先に調達、これで腹ペコ対策もばっちり。

Img_1868湖の周囲にはこんなサイクリングコースが。緩やかだった足許の上り坂の傾斜がどんどん急になっていく。

スタートして10分で坂道コースを選んでしまった自分の単純さをうらむ。こりゃ大変だ。確かにギアは軽いけど、脚力要るよう~。

行けども行けども終わらない上り坂。休みたい~だけど急な上り坂で止まると、再スタートできないので、いたしかたなく漕ぎ続ける。脚はポンプアップし、汗だらだら。いやー素晴らしいトレーニングであります(涙)。

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橋の欄干から湖を見下ろす。おお、もうこんなに登ってきたのか。

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山が深くなると木陰もできて少しひんやりする。 それにこの山々は菊池川の水源として、あちこちから水が湧いている。凍らせたペットボトル入りのドリンクに湧き水を入れて、ひと息つく。お、おいしーい(涙)。水を汲みに来ていた男性に「げーっ、自転車で登って来たと?」と、まるでお化けを見たように驚かれる。お化けというより、バカかもしれん…。

Img_1873そして、さらに何度もつづれおる坂道を泣きながら登って、ようやく峠へ。この峠が県境。うわーん、中津江だ!

標識には「中津江村」と書いてありますが、市町村合併で現在は日田市に併合されたのだとか。

*Wikiで見ると、行政地域としての「中津江村」は消滅したけど、住所として日田市中津江村という名称を残しているそうです。なかなか良いアイディアですね。

もう少しペダルを漕ぐと、鯛生金山を経て、中津江村の中心に行けるはずでしたが、峠に到達して気持ちは萎え萎え、足はよろよろ。振り返った目に映る下り坂の誘惑に負けて引き返してしまいました。はあ~弱っちい。オットは物足りなかったらしく、わき道から一人新たな坂道に挑んでました。

Img_1876さて復路。上りであれだけ苦しい思いをしたというのに、下りは怖くてブレーキかける小心者の私。何だかすごく損した気分であります。下りでもペダルを踏めるくらいの度胸があるとちょっとは速くなるんだけどな~。

それでも大変だった往路と比べると復路はあっけなく終わり、本日のサイクリング終了。サイクロメータを見ると何と走行距離35km。がーん。み、短すぎる…。坂に弱い脚であることを思い知りました。しばらく坂道トレーニングに励むとするかな。

そうそう、この湧き水あふれるこの山の一角に、棚田を発見しました。この水田は湧き水を引いてるようです。湧き水で育ったお米、きっと美味しいだろうなあ。

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02.06.2008

球磨川サイクリングロード

数日前の地元紙に、球磨川サイクリングロードの利用者が少ないという記事が掲載されていた。そもそも球磨川サイクリングロードの存在自体を知らなかったので、ネットで調べてみると、なかなか素敵なコースのようだ。私の好きな川沿いコースということもあって、週末のサイクリングは球磨川へ。

球磨川は日本三大急流に数えられ(残るふたつは?)急流下りやラフティングもさかん。川の様子も美しく、川沿いを走るサイクリングは気持ち良さそう。ネットでコースを調べて、自転車を車に積んで目指すは人吉駅へ。

Img_1852_2人吉駅まで車で約1時間。ルートマップに描かれたサイクリングセンターが見当たらない~。駐車場はどこだ?スタート地点は??しばらく市内をウロウロして、結局、人吉城址の観光客専用無料駐車場に車を置き、ここをスタート地点とする。写真は人吉城址。車の後部扉が写り込んでますね。

Img_1853 この城址をスタートして、10分もペダルを漕ぐとのどかな田舎道となりました。おおっ、サイクリングロードの看板発見。どうにかサイクリングロードにたどり着いたようです。ほっ。

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ん? 何か多くないか??

Img_1857_2サイクリングロードはJR「人吉駅」からくまがわ鉄道「湯前(ゆのまえ)駅」までの31kmを球磨川左岸沿いに走るコース。激坂や峠こそありませんが、草花の美しさが嬉しいところあり、川の水の音に心うるおすところあり、と心和むサイクリングコース。

そしてごくたまにすれ違う地元の方は皆、笑顔で挨拶をしてくださいました。ほのぼのするな~。

本流の球磨川だけでなく、支流もたくさん横切ります。

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そしてこの日は、群生している「ツクシイバラ」が見ごろでした。写真撮影に訪れている人も多かった。

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そして終点「湯前駅」。古いままの駅舎がなかなか良い味出しているでしょう?

反省すべき点はお昼ご飯。お昼のおにぎりを調達するお店がなーい(涙)。コンビニがなーい(涙)。

教訓:山奥に向かってサイクリングに出かけるときは、事前に食糧調達せよ。

空腹時(自転車ってお腹空くんです)にはちと厳しい出来事でしたが、どうにかスーパーを見つけ出してお昼ごはん。

ここで引き換えしたら往復60kmあまり、今日はあまり坂もないし物足りないね、という話になり、遠回りをすることに。新しいギアも試してみたいので、山道に入ってみる。

Img_1862_2 町の中心から山に入る。新しいギアのお陰で激坂も登る登る。うわー軽いギアの本領発揮だ~。

おっ、山あいに大きな水車を発見。

自転車の大きさと比べてみてください。世界一の大きさなんですって。

この水車で穀物を実際に挽いているそうです。直径14.1m、写真には写っていませんが、下流に直径5mの小さな水車も設置されています。

この水車を超えて山道を走っていると、今度は古いお寺がいくつも散在していることに気づく。素通りばかりじゃ勿体ないので、そのうちのひとつ、藁葺き屋根のたたずまいに目を奪われた「城泉寺」を覗いてみる。

Img_1865_2ふらりと立ち寄ったこの城泉寺はこの地方の豪族、久米氏が鎌倉時代初期に建立したものらしく、国の重要文化財にも指定されているのだそうです。わらぶき屋根でもこうして800年ほどの間、傷むことなく今にその姿を残しているだなんて素晴らしいな。

ちなみにこの「城泉寺」という名前ですが、本当の名前は「浄心寺」でありながら、重要文化財に登録する際に間違えて登録されたのだとか。今は間違った方の名前で呼ばれています。

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遠回りしたお陰で、激坂で新しいギアを試せたし、期せずして歴史のあるものも拝めたし、満足満足。

でも、人吉市に戻ってきたらやっぱりサイクリングロードの看板や表示がいまひとつわかりにくくて、またまた道を間違えてしまって相変わらずドン臭い…。市中の表示はもうひと工夫ほしいところです。ま、知らない町を走るのはそれなりに楽しいけどね。

迷いつつもどうにかスタート地点に戻って、今日のサイクリングは終了。人吉に来たら球磨焼酎でしょ、ということで、今日の記念に球磨焼酎の中で一番のお気に入り「鳥飼」を2本、蔵元で入手して帰途に着きました。超辛口の日本酒のような味わいで、とてもフルーティ。疲れた身体にじんわりと美味しかったのでした。

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27.05.2008

帰還

上京中、改造のためサイクルショップに預けていた京丸号がパワーアップして帰って来ました。どこがパワーアップしたかというと、ギアです。フロントトリプル(前側ギア=3枚)をダブル(2枚)にして、MTB用の軽いギアを取り付てもらいました。ペダルだけピカピカ光ってますね。

Img_1847_2 ギアの軽さだけを見ればフロントトリプルでもよかったのですが、やっぱり3枚分のギアの厚みのお陰で(Qファクタってヤツね)微妙に足首の筋が痛くなりダンシング(立ち漕ぎ)があまりできなかったのです。ふふ、軽いギアもゲットしたし、厚みもなくなったから、これで坂道でも泣かないぞ~。

試しにオットのランニング時に自転車で伴走してみました。おおー。これまで滅多に出番のなかったアウターギアも使えるし、快調快調。今週末、お天気がよければサイクリングにでかけてみようっと。

それにしても自転車って、横文字用語が多いですね。スポーツ自転車にあまり縁のない人にとっては意味不明の記事になったかもしれません。

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12.05.2008

そして河口へ

ひんやりした雨もあがった日曜日、今日こそ河口に到達すべくまたもサドルにまたがる。なぜこんなにも河口にこだわってしまうのか自分でもよくわからないのだけど、この川の終わりをどうしても見てみたいのだ。

Img_1775今日の菊池川は前日の雨のお陰で少し淀んでいる。おまけに気温も低くて、なかなか身体もあたたまらない。少し早めに補給食のおにぎりを頬張り、日なたを目指してペダルを回す。

寒さをこらえつつ走っていると少しずつ陽も明るくなり、前回の折り返し地点、玉名橋に到着。ここから先は初めての道。知らない道は心躍る。

Img_1776_2ほどなくして玉名市中心部に入る。高瀬大橋のたもとには、菊池川と平行して「高瀬裏川」という小さな川が流れる。高瀬裏川には古い石橋が立ち並び、菖蒲の葉の緑が美しく、市民の憩いの場所となっている。石橋フェチとしては、とりあえずチェック。

菖蒲の花の見ごろは6月初旬なのだとか。来月、また来てみるかな。

市街地はあっと言う間に終わり、またのどかな川沿いをゆっくりと走っていると、携帯にメールが。みなみさんから昨日の自転車イベントで80kmを踏破したという報告が入ったのだ。すぐにメールの返事を出せないので、取り急ぎ電話してみる。明るい声で完走の報告を受け、ほっと一安心。イベントに参加した女子のサイクルスカートの着用率がものすごく高いという報告に軽く衝撃を受けつつ、川沿いをさらに進む。

Img_1778河口を目指して川沿いを走っていても、河岸の道が途絶えていたり、砂利道になっていたりしてなかなかスムーズに河口にたどり着けない。ロードレーサーで砂利道を走るのはちと厳しいのだ。今回も何度か、来た道を引き返す羽目に。だけど、そんな回り道の間に、美しい景色に目を奪われたり、思いがけないものに出会ったりするから、回り道もなかなかに楽しい。写真は道ぞいに突然現れた馬。柵もない道端で草を食んでいた。田舎道にはびっくりするような出来事が転がっている。

Img_1779_2土色に淀んだ川も、少しずつ青みを帯びてくる。海が近い。

この地域がずっと昔から川とともに成り立ってきた様子が数多い史跡から伺える。

ようやく暑さを取り戻した陽射しに肌を焦がしながら、さらにペダルを漕ぐ。

Img_1780_3 そして、ようやく河口。当たり前のことだけど、そこは海だった。向こう側にうっすらと対岸が見える。予想以上に菊池川は大きな川だったんだな。

Img_1781そして、振り返ると波打ち際だった。ようやくたどり着いたその河口の岸壁に両手で「でん」して、折り返し終了。2個目のおにぎりを頬張る。

河口を目指す旅はようやく目標達成。迷いながら、右往左往しながらもどうにかたどり着けました。今回の走行距離は76.4km。スタート時に随分寒かったからか、身体の疲れはほとんど感じられず、帰宅後最も疲れていたのは眼でした。

Img_1782_2 そういえば、帰り道にふと目に留まった風景は刈り取りを控えた小麦畑。「麦秋」が今の時期の季語であることを改めて感じ入るような、目に沁みる黄金色でした。

故障中のトレーニングとして復帰した自転車ですが、日に日に楽しくなってきました。オットも何だか楽しそう。故障していた脚はあと一歩というところまで来ました。ランニングに復帰した後も、日曜はオットとサイクリングに出かけることにしよう。週末のロングランをどうにか平日に敢行できるよう、工夫しなくちゃいけないな。

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05.05.2008

山鹿温泉の足湯をめざす

完治を目指し休養に入ること6日目。自転車に乗っても、どうやら股関節周りの筋肉が痛まないということがわかったので、今回は山鹿温泉の足湯を目指してオットとサイクリングにでかけました。

Img_1746_2出発して数分、わずか1.5km地点で、突然  バーン!という破裂音。うわ、なにごと?と思った瞬間、ハンドルがぶれる。あーっ、バーストだ。タイヤがめくれている。それにしても、あまりの音にしばらく立ち直れない。

スペアのチューブと交換。手持ちのスペアチューブがないのは不安なので、一旦自宅に戻り再出発。ここでスペアチューブを取りに自宅に帰ったのは正解だったのです。

目指すは山鹿温泉。山鹿市中央に位置する足湯コーナーを目指します。

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市街地を避けて、合志(こうし)川を延々と下流に向かう。自宅から10kmも走ればこんなのどかな風景が広がります。水と緑のある風景は心なごみます。

Img_1751_2そして 35kmほど走ったところで、オットの後輪にパンクが。今日はトラブルが多いねえ、と話しながら山鹿市に入ったところで、えええ、まさかの2度目のパンク。うわーん、替えたばかりのチューブなのに。5kmも走らないうちにパンクするって~(涙)。おまけに、新品のスペアチューブは使ってしまったので、修理しなくちゃいけません。

水のない場所なので、エアリーク場所を探すのも一苦労。チューブに空気を入れて、リーク音を耳で探して穴を見つける。炎天下の中、途方に暮れながらそれでも何とか修理して、山鹿市街へ。

Img_1752_2 山鹿は古くから豊前街道の宿場として栄えた町です。町並みも(やや狙った感がないわけじゃないけど)古いものを大切にした造りで、しっとりとしています。お湯も古く、また豊前街道沿いには国重要文化財の芝居小屋「八千代座」もあり、見所満載。写真は豊前街道です。

Img_1753_2ようやく足湯にたどりつきました。乾いた喉をコーラでいやし、シューズの中で疲れ切った足をお湯に浸します。35℃でぬるめのお湯が疲れた足に気持ち良い~。

と至福の時間を過ごしていたら、またも     バーン!

うわー。振り返ると私の自転車が倒れてるー!本日2回目のバーストです。もう笑うしかない(不気味)。

チューブは大きく裂けてます。あああ、さっき2回目のパンクのとき、チューブを捨てなくてよかった。今回は近くに水場もあるので、リーク場所もすぐに見つかり、速やかに修理。だけどもう八千代座を見る気にもなれん。

往路でバースト2回、パンク2回勃発して、既に手持ちのスペアタイヤはなし。復路でもう1回バーストが起きたら一大事、無事な方が急いで自宅に戻り、車を出動させるしかないなあ、などと考えながらペダルをこぐ足が速まる。でも、その不安を口に出したら現実のものとなりそうな気がして、つとめて明るい話をしながら走る。タイヤが小石をはじく小さな音にもぎょっとする。うわーん、神様。どうか無事に帰らせてください!!

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神様に願いが届いたのか、復路は何事も起きず、どうにかこうにか帰宅。ああ、1回目のバーストの時に戻っていてよかった。あの時、先を急いでスペアタイヤを持たずに走っていたら、今頃まだ山鹿で足湯に浸かっているかもしれません(滝汗)。聞くと、オットも復路に何かあったら大弱りだな、と心配しつつの道中だったようです。

ハラハラドキドキのサイクリングも終わってみたら笑い話に。シャワーの後、パンクやバーストの話をしながら飲んだビールは最高に美味しかった♪ いい休日となりました。

それにしても、あのバースト音。外国であの音が聞こえたら、きっと周囲の人はみんな瞬時に伏せるんじゃないかと思うのですが、足湯に入っていたおばちゃんたちは、普通に「あら~何かしら」とわいわい。私たちは笑っていたし。日本は平和なんだな、と改めて感じたのでした。

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23.04.2008

再び河口へ

順番が前後します。土曜はランニングクラブでLSD、そして月曜に日出~杵築ランを計画していたため、日曜日はランをお休みしてオットとサイクリングに出かけました。行き先は緑川・加勢川河口。2年前にも目指したコースです。前日から自転車のメンテにも励んで、うきうき遠足気分。

スタートは9時。身体が温まらないうちは風が冷たい。市街地を抜けるまではウインドブレーカを膨らませながら走る。

Img_1700 家を出て30分もすればのどかな田園風景に出会う。田んぼはちょうどれんげ草の時期。一面に広がるピンク色の絨毯が目に優しい。こんな風景の中を駆け回っていた子供の頃のことを思い出し、ほのぼのとした気分で走り抜ける。

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田んぼだけでなく、あちこちに春の花が。草萌える緑の中にもアザミのピンクが美しい。

田園風景を抜けて、川沿いの道へ。満ち潮の時間帯らしく、海から水が上ってくる。今日の水はやや濁っている。

Img_1705 ここが河口。左側は加勢川、右側が緑川。私は両河川がひとつになった地点に立っています。左側奥に見えるのは三角半島です。

考えてみると私のいつものランコースは白川ぞい、自転車でロングライドに出かけるとなると川沿いを走ることが多い。山を走っていても、やっぱり川沿いの道を選んでしまう。水は人を引き寄せる力があるのかもしれないな。

Img_1710目的地の河口から海を臨んだ後はお楽しみの昼食。対岸にわたり、今日のお店に向かう。向かったつもりで、ちょっと迷う。蔵作りの古い町並みに迷い込んだ。うわー、知らなかった。市内にこんなしっとりとしたたたずまいの町があるだなんて。よくよく知名を見ると「川尻」。川尻は古くは熊本とは文化を異にした町。立派なお寺や古い建物が立ち並んでいます。

Img_1711←こちらは地元の清酒蔵元「瑞鷹(ずいよう)酒造」の資料館と酒蔵。趣きのある町並みです。

川を渡ってたどり着いたこの「川尻」町は、確かに名前の通り川の尻(終わり)にあるのだ、と今更ながらに気づいたのでした。

散策も終えて、お楽しみの昼食(ホルモン焼き、ビジュアルに耐えないので写真割愛)を取り、帰途に着きました。全行程66.22km。距離としては若干少なめですが、久しぶりのサイクリングとあって最後の10kmくらいは疲労困憊。心地よい全身疲労に包まれて、帰宅後は最高に美味しいビールを堪能しました。

自転車は長時間にわたって楽しみながら身体を動かすことのできる良いスポーツです。クロストレーニングとしての利点も多いし、オットと一緒に楽しめるので、自転車に乗る機会をもっと増やすつもりです。

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