25.09.2008

東北三陸 鉄道と魚の旅 :幸先よし

四国から帰って2週間しか経ってないというのに、今度は東北を旅行してきました。実は、四国旅行ですっかり国内旅行の楽しさにも目覚めてしまった私たち、久しぶりにオットが東京に出張することになったため、私も期限切れになりそうなマイレージを使って一緒に上京し、そのまま小旅行に出かけよう!ということになったのです。

急に決めた旅行だったため、ネットを駆使して前々日まで、あーだこーだと旅程の打ち合わせ。その結果、今回は一ノ関までの新幹線往復きっぷとフリーエリア(一ノ関から八戸およびその近辺)のきっぷがセットになった「岩手・三陸フリーきっぷ」を使いまくって、三陸を巡り、美味しい魚を食べることに決定(また魚だよ)!自分自身、それほど「鉄分」が多いとは思っていなかったのだけれど、鉄道の旅に出かけると思うと心が躍るのだった。

初日午後は、まずみなみさんとデート。怪我でよろよろの足を引きずって会いにきてくれた。うわーん、ありがとよ~。束の間の限られた時間のデートだったけれど、あったかい時間を過ごす。遠くに離れていても心が近いと、距離を感じないものなんだなとしみじみ思う。こんなあったかい気分でスタートするんだから、今回の東北行きもきっと良い旅になりそうだな。

そして夜は仕事の済んだオット、それから妹夫婦と待ち合わせて、阿佐ヶ谷のイズミルへ。何度かここにも書いたように、イズミルのシェフ、エリフとシュレイマンは今の店が阿佐ヶ谷にできる前、板橋のお店の頃からの友達だ。阿佐ヶ谷の店には、私は何度か足を運んだのだけれど、オットは出張の時もなかなか伺えないままだった。この機会を逃すわけにはいかーん、ということでオットは5年ぶりのイズミルへ。

Img_2390_2オットと一緒にエフェス・ピルセン(トルコの代表的ビール)を見るだけで、何だかうるうるだ。そしてエリフと会うと、あの頃の出来事が色々と蘇ってくる。お互いに楽しいことも、苦しいこともあった。短い間に私たちは結構、濃い~おつきあいをしていたのだ。

板橋の店は路地裏にあり、今よりもずっとこじんまりとしていた。それに比べると今の阿佐ヶ谷のお店は駅前で、シックだし、テーブルの数も随分増えた。いつ来てもお客さんでいっぱい。そりゃそうだ。エリフの作るトルコ料理はサイコーだからね。エリフ達の活躍がしみじみ嬉しい。だけど、閉店後に貸切にして4人で唄ったり踊ったりしていたあの頃がちょっとだけ懐かしくなったりして。

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左の写真はメゼ(冷製)盛り合わせ。ひとつひとつ丁寧に作ってあります。右の写真は手羽のグリル。イズミルに来ると、あれこれと盛り上がってしまって、写真を撮り忘れてしまうのが難点です。今回もケバブ系の写真を撮りそこないました。

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そして左側の赤っぽいお料理は、東南アナトリアあたりでよく見かけた料理。イズミルのメニューに書かれていた名前は覚えていないけど、アンタクヤ(ハタイ)では「タウック・ソテ(チキンソテー)」とシンプルな名前だった。チキンとトマト、ナス、玉ねぎ、青唐辛子などを炒め、グリルした料理。まさに、ハタイの味がして懐かしかった。そして右側は、トルコの伝統的なアニス酒、ラク。ケバブよりもこのソテによく合いました。お腹いっぱい、そして胸もいっぱいになった私たちは、翌日以降の東北の旅に向けて、さらに妹宅で飲み直すのでした。

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24.11.2006

世界制覇の野望

本日は夕方より7km。再始動はしたものの、なまった身体で走ると重い重い。一度なまった身体が走る身体に戻るにはもう少し時間がかかるのかもしれません。それに今日は強風吹きすさぶ中のランニングとなったため体感温度が低く、向かい風ではよろけ、追い風では横っ腹が痛む始末。風さえなければこの町ではまだまだ半袖短パンで行けそうなんですが、そろそろ冬支度も必要になるかな。平日に走る時間帯も考えなくてはなりません。朝も夕方も真っ暗です。

さて、もうしばらくニューヨークの話が続きます。私はトルコが大好き。お風呂の話ではありません(おい)。トルコ共和国のことです。ニューヨークの話なのにトルコ共和国? まあ、とりあえず聞いてください。いつだったか、ここでも特技に「トルコ人と仲良くなること」を挙げたことがありますが、私には「世界中のトルコ人と仲良くなる」という野望を持っているのです(?)。阪神タイガースも世界制覇していましたが、負けるわけにはいきません(??)。

万国共通、トルコ人を探すにはまずトルコ料理屋へ。ニューヨークでまずはじめに足を運んだ場所はトルコ料理屋さんでした。「ニューヨークに行ってまでトルコ料理を食べなくても」とオットは半ばあきれ顔ですが、トルコ以外でトルコ料理を食べ比べて見るのもトルコ好きの使命。それに野望があるからね。ニューヨークはいろんな国の人が住む街、トルコ料理屋もたくさんあるはず、と探してみたらあるわあるわ。インターネットでヒットしたレストランだけでもマンハッタンだけで30軒を超えます。おっかなびっくりのニューヨークですが、トルコレストランなら私は安心。そういうわけで初っ端からトルコ料理屋Dervishレストランへ。

お店のたたずまい。そしてビールはやっぱりトルコで一番飲まれているビール、エフェス。癖のない軽い口当たりです。

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Img_0726そしてお料理はトルコで最もメジャーなサラダ、チョバン・サラタス(羊飼いのサラダ)とタウック・ケバブ(チキンのロースト)。

チョバン・サラタスは少し気取った感じがしてニューヨーク向けかなという印象でしたが、ケバプは現地の味がしました。お店の人はニューヨークで東洋人がトルコ語で話すのを面白がってくれて、仕事が暇になるとテーブルでおしゃべり。ちょうどケーブルテレビではトルコサッカーのゲームを放映していて(トルコのチーム、ベシュクタシvsイングランドのチーム)、盛り上がりまくってました。トルコレストランに一歩足を踏み入れたら見まごうことなくそこはトルコでした。

滞在3日目にはグリニッジ・ビレッジのYataganというケバブ・サンド屋さんへ(ニューヨークでは「ヤタガン」と呼ばれてますが、トルコ語での正式な読み方は「ヤターアン」)。このお店は地球の歩き方などのガイドブックには載っていないのですが、現地の評判を耳にして、足を運んだお店です。聞くところによるとこのあたりにはトルコ人街があるんだそうな。次回は、トルコ人街を探してみることにしよう。

Img_0873 Img_0876 ケバブ・サンドは最近日本でもよく見かけるようになりました。でも実際に食べてみると「う~ん、全然違うよ」と落胆することばかり。ですが、このお店のケバブ・サンドは本物の味がしました。お店もトルコで普通に見かけるケバブ屋さんの雰囲気。

宗教上の理由で店にはお店の飲み物はすべてノンアルコール。ビールが飲みたいんだけど…とちょっとダダをこねてみたところ「紙袋に入れて飲んだらどうだい」とこっそりお許しをいただいて、近所のお店からビールを調達。トルコでもビールを置いてない食堂ではよくこういう手法でビールをこっそり飲むのです。やっぱりトルコとおんなじだ。少ししょっぱい現地の味、ビールにすごく合いました。マラソンが終わったら月曜日にまたおいで、と言われていましたが、月曜にはどうにも足を運べず残念。来年もまた行こうと考えています。

レストランのほかでは、食料品を買うために訪れた「Whole Foods Market」でレジ待ちをしていて隣り合わせたトルコ人女性と仲良くなりました。携帯電話で話していた言葉がトルコ語だったため、声をかけてみたのです。この方ともしばらくおしゃべりをして、アドレスを交換。やっぱりニューヨークでどこから見ても東洋人という顔でトルコ語をしゃべると珍しいのですね。そして、どこに行ってもトルコ人はフレンドリーなのでした。

惜しむらくはトルコ人ランナーと話す機会がなかったこと。トルコ本国からやってきたランナーはいなかったようですが、たまたまゴール前に私の10mほど前を走っていた人がトルコ人で(多分在米の方)、沿道のトルコ人から大声援が送られていました。うーん、おしゃべりしたかったな~。これは来年の課題としよう。

かくして京丸はニューヨークでも「世界のトルコ人制覇」という野望をちょっぴり実現させたのでした。

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13.06.2006

汗のにおい

トルコでは親しい間柄のひと同士では、抱き合って両頬にキス、という挨拶をする。仲良しのトルコ人たちからはほんのりと羊の香りがする。身体の匂いは普段食べているものを反映するようだ。私たちからすれば、羊の香りは身近でない分、余計にわかりやすい。

それなら日本人はどんな匂いがするのだろう。どこかで、日本人は「お醤油の匂い」がすると耳にした。お醤油の匂い? 日本人はみなお煎餅みたいな匂いをぷんぷんさせて歩いているのだろうか。長らく疑問に感じていた。

さて、当地では最近、夏のような暑さが続いていて、ランニングで汗をたっぷりかくようになった。そして、ふと気づいた。私の汗は「大豆」の匂いがする。そうか、お醤油の匂いというのは、つきつめると大豆の匂いだったのか。考えてみると大豆製品をしょっちゅう口にしている。先祖代々、大豆を食べてきただろうから、遺伝子にも大豆の匂いがするようしっかり組み込まれていることだろう(謎)。あまり大豆を食べない人々は日本人から「大豆の匂いがする」と感じるに違いない。

そういうことを考えながら観戦したワールドカップ初戦、Socceroosに大敗。今年は羊の香りのする友達の国は出場していない。

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